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ヤバすぎるケネディJr.とギャバードを、共和党議員が閣僚に選ばなければならなかった切実な理由
上院公聴会に出席したロバート・ケネディJr.(1月30日) MICHAEL BROCHSTEINーSIPA USAーREUTERS
<いずれも元民主党員、「偽善者」ロバート・ケネディJr.と「ロシアのガールフレンド」タルシー・ギャバードが、まさかの閣僚入りを果たした驚きの事情とは>
アメリカの公共政策と世論の間の亀裂を広げている大きな要因の1つが、共和・民主両党の波乱含みの予備選だ。対立政党のライバルとの本選挙ではなく、党の代表を決める予備選での敗北によって失職することを恐れる上院議員の面々は、自分の良心どころか支持者の意見に沿った投票行動を議会で取ることもままならない。
政治家は権力の行使が仕事であり、権力を行使するためには選挙に勝ち続けるしかない。私は博士課程の修了時、共和党の大物上院議員だったリチャード・ルーガーと一緒に教壇に立ったことがある。英オックスフォード大学のローズ奨学生として留学した経験を持つルーガーは、上院きっての外交通と見なされていた。
そのルーガーが私と一緒に教えることになったのは、上院の議席を失ったからだ。それまで6回の本選挙で民主党候補に圧勝し続けたが、直近の共和党予備選でティーパーティー系の右派に20ポイント差で大敗した。
ルーガーのような大物が世論の主流から懸け離れた無名候補に負けるのであれば、誰も安心できない。議員たちが強い恐れを抱く背景には、予備選の投票率が極端に低いため、過激派の投票が不釣り合いに大きな意味を持つ実態がある。
トランプ大統領の閣僚候補指名後、私は繰り返し同じ質問を受けた。「どうしてアメリカ人はこんな人選に賛成できるのか」
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