「トランプが変えた世界」を30年前に描いていた...あのSF映画の先見の明を考える
トランプ大統領は今年の就任から、
「トランプ2.0 『ガザ所有』発言 尊厳を踏みにじる傲慢さ」(毎日新聞2月7日)
「トランプ関税は世界経済を壊しかねない」(日本経済新聞2月15日)
などなどギョッとすることを次々にしている(数え切れないのはご承知のとおりだ)。
こんなニュースもあった。
「トランプ氏『対外援助の資金がメディアに』根拠のない主張が拡散 米国際開発局めぐる投稿」(朝日新聞2月16日)
米国際開発庁(USAID)をめぐっては、トランプは予算と人員の大幅削減を示唆してきた。USAIDの役割が制限されれば、世界中の人道支援や開発援助が行き詰まる恐れがあるという。トランプはUSAIDなどから数十億ドルが盗まれ、米民主党寄りのメディアに流れていると根拠を示さず主張。それを政府効率化省(DOGE)トップでテスラCEOのイーロン・マスクも広め、USAIDを閉鎖すると表明した。
映画で暴れる大富豪はビフ1人だが、目下2人も暴れている。映画ならやりすぎだ。権力を握ったトランプ&マスクは「事実」を吹き飛ばし、助けが必要な人を足蹴にする。思わずデロリアンを探したくなるが、見えるのはテスラのEVばかり。
でもシラけたり慣れたりしたら思うつぼだ。ニュースを見続け、考え、おかしいことに声を上げ、この世界で生きていくしかない。
※このコラムは「ニューズウィーク日本版」の2月26日発売号に掲載されたものです。
※イラストは編集部の新しい試みとして画像生成AI「Stable Diffusion」で作成されています。

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