英ロイズ銀行グループ、成績下位の3000人に解雇リスク＝ＦＴ

　９月４日　英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は４日、関係筋の話として、金融機関ロイズ・バンキング・グループで成績下位５％と見なされた約３０００人が解雇リスクに直面すると報じた。写真はロイズ銀行のロンドン支店。１月１７日撮影（２０２５年　ロイター／Isabel Infantes）

[４日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は４日、関係筋の話として、金融機関ロイズ・バンキング・グループで成績下位５％と見なされた約３０００人が解雇リスクに直面すると報じた。

同行は行員６万３０００人のパフォーマンス管理方法を見直す意向で、成績下位の行員は改善しなければ解雇されるという。

ロイズの広報担当者はロイターに宛てた電子メールで、同行はビジネスを「変革」しており、「ハイパフォーマンス文化の定着に努めている」と説明。「より広範な業界の慣行に従い、われわれは同僚が最高のパフォーマンスを発揮できるような方法を常に模索している。変化が不快なものになり得ることは承知しているが、成長目標を達成し、卓越したカスタマー・エクスペリエンスを提供するために前進する中、これからのチャンスに興奮している」と記した。

ＦＴによると、この新しいアプローチは最近開かれたグループ執行委員会で議論され、チャーリー・ナン最高経営責任者（ＣＥＯ）によるコスト削減・収益源多様化計画が最終段階に入る中で進められているという。