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飲食料品の値上げ、7月は2105品目で前年比5倍=帝国データ

2025年06月30日(月)14時15分

 6月30日 帝国データバンクが30日に公表した調査によると、7月の飲食料品の値上げは合計2105品目になった。前年7月の418品目の5倍で、月間2000品目を超えるのは3カ月ぶり。写真は2015年2月、都内で撮影(2025年 ロイター/Yuya Shino)

Takahiko Wada

[東京 30日 ロイター] - 帝国データバンクが30日に公表した調査によると、7月の飲食料品の値上げは合計2105品目になった。前年7月の418品目の5倍で、月間2000品目を超えるのは3カ月ぶり。2025年通年の累計品目数は1万8697品目で、帝国データは「早ければ7月にも年間で2万品目への到達が判明する見通し」だとしている。

調査対象は主要な食品メーカー195社。年間2万品目となれば、23年以来2年ぶり。

コスト高を背景に、食品の値上げが前年よりも勢いを増している。27日発表の6月東京都区部CPIで、生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は前年同月比3.1%上昇。水道料金の実質無償化で伸びは鈍化したが、3カ月連続で3%台となった。生鮮食品を除く食料は7.2%上昇と、6カ月連続で伸びが加速した。

ロイター
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