ヘッジファンド、原油安でエネ株を先週売却＝ゴールドマン

　ヘッジファンドは先週、中東を巡る緊張緩和で原油価格が下落したため、エネルギー株を２０２４年９月以降最も速いペースで売却した。写真はニューヨーク証券取引所のフロアに表示されたゴールドマン・サックスのロゴ。５月７日、ニューヨークで撮影（２０２５年　ロイター/Brendan McDermid）

Nell Mackenzie

[ロンドン ３０日 ロイター] - ヘッジファンドは先週、中東を巡る緊張緩和で原油価格が下落したため、エネルギー株を２０２４年９月以降最も速いペースで売却した。ゴールドマン・サックスのノートをロイターが３０日に確認した。

全ての主要地域でエネ関連企業株が売られたという。

２７日に顧客に送られたノートによると、２３日から始まった週の同セクターにおける売りの規模は過去約１年で最大、過去１０年では２番目の大きさだった。

また、先週は過去５週間で最大の株式買いが見られ、ヘッジファンドは世界のあらゆる地域の企業株を購入。最も買われたセクターは金融、ハイテク、工業などだったという。