コラム

人生はほとんど運。運が良い人・悪い人の決定的な差とは?(武田双雲×藤野英人)

2021年05月21日(金)11時30分
藤野英人、武田双雲

「お金のまなびば!」より

<投資のカリスマと書道界の風雲児が、運の重要性について意見を一致させた。運は平等にやってくるはずだが、運の良い人と悪い人では何が違うのか。どうすれば運を上げられるのか>

ひふみ投信シリーズのファンドマネージャーとして知られる藤野英人氏と、お金や投資、経済について学んでいくYouTubeチャンネル「お金のまなびば!」

今回取り上げる動画「【藤野英人×武田双雲】複利効果で成果を出す!今すぐできる簡単習慣」では、藤野氏と人気書道家・武田双雲氏との対談が実現した。

プライベートでも親交があるという2人。出会いは1通のFacebookメッセージから始まったという。

「僕は表向きは書道家として活動しているが、裏では社会哲学者でもあると思っていて、人類がハッピーになるためにどうすればよいかを考えている。人類を苦しめる要因の1つはお金。藤野さんの本を読んで『やっとお金のことをちゃんと書く人が出てきた』と感動し、Facebookで検索して、つい連絡してしまった」と、武田氏。

有名書道家からの突然の連絡に「最初は冗談かと思った」と藤野氏は振り返る。それ以来、2人の交友は深まり、藤野氏の自宅には武田氏が書いた「運」という字が飾られているそうだ。

「人生はほとんど運次第。実力や技術も大事だが、運がなければ全てゼロになるくらい最重要。藤野さんにこの文字を頼まれたとき、さすがだなと思った」と、武田氏は語る。

「運も実力のうち」というが、藤野氏によると、実力はたいしたことがないのに、運だけで成功している起業家や経営者は大勢いる。当然、その逆もあり、「運は全然バカにできない」と藤野氏は言う。

では、運の良い人と悪い人とでは、何が違うのだろうか。

fujino20210521takeda-talk-1-2.jpg

「お金のまなびば!」より

あるテストで、運の良い人と悪い人で劇的な差がついた

藤野氏によると、運について徹底的に調べたアメリカの学者がいる。彼はインタビューなどを通じ、「運が良い人100名」と「運が悪い人100名」を集め、1週間程合宿を行った。

合宿中、「衝立の後ろにいる人は男か女か」「硬貨を投げて出るのは表か裏か」などを当てるテストが行われたが、正解率は全てにおいて五分五分だった。運の良い人と悪い人の結果には全く差異がなかったという。

しかし、あるテストで両者に劇的な差が現れる。「2分以内に新聞の中にある写真の数を答えよ」というものだ。

正解率が高かったのは運が良い人。実はこのテストにはからくりがあり、新聞をめくると中に大きな字で答えが書いてあったそうだ。

プロフィール

藤野英人

レオス・キャピタルワークス 代表取締役会長兼社長、CIO(最高投資責任者)
1966年富山県生まれ。国内・外資大手資産運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年にレオス・キャピタルワークスを創業。日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用。投資啓発活動にも注力しており、東京理科大学MOT上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、日本取引所グループ(JPX)アカデミーフェロー、一般社団法人投資信託協会理事を務める。主な著書に『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)、『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『さらば、GG資本主義――投資家が日本の未来を信じている理由』(光文社新書)、『「日経平均10万円」時代が来る!』(日経BP 日本経済新聞出版)など。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、自身のSNSに投稿された人種差別

ビジネス

アングル:インド「高級水」市場が急成長、富裕層にブ

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、リスク資産反発受け 円は衆

ワールド

トランプ氏、インドへの25%追加関税撤廃 ロ産石油
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 2
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入った「最強ライバル」の名前
  • 3
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南山」、そして「ヘル・コリア」ツアーへ
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 8
    「こんなのアリ?」飛行機のファーストクラスで「巨…
  • 9
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 10
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story