高口康太

ジャーナリスト、千葉大学客員准教授。1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。著書に『幸福な監視国家・中国』(共著、NHK出版新書)、『プロトタイプシティ』(共著、KADOKAWA、2021年大平正芳記念賞特別賞受賞)、『中国「コロナ封じ」の虚実』『中国S級B級論――発展途上と最先端が混在する国』(編著、さくら舎)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)など。最新刊は『ピークアウトする中国』(共著、文春新書)。

経営者

シャープ買収を目指す鴻海の異才・郭台銘は「炎上王」だった

「尖閣を買収する」「自殺は打たれ弱いから」……台湾No.1企業会長のキャラクターは、日本の企業文化に爆弾のような影響をもたらす 

2016.02.26
中国社会

「農村=貧困」では本当の中国を理解できない

子供が貧困から自殺、親が出稼ぎでチンピラ化、土地収用で成金に、ECサイトで村ごと大儲け……知られざる多様な農村の姿 

2016.02.19
香港社会

香港で起こった「革命」はなぜ市民の支持を失ったか

旧正月に群衆と警官との衝突があり「魚蛋革命(フィッシュボール革命)」と呼ばれたが、その実態は暴徒の騒乱だった 

2016.02.13
中国人観光客

銀座定点観測7年目、ミスマッチが目立つ今年の「爆買い」商戦

日本側は準備万端だが、マナーの悪い中国人は消え、注目の大型免税店は閑古鳥、個人旅行客の本音は…… 

2016.02.04
台湾

2つのアイドル謝罪、「社会の縮図」と「欺圧の現実」

日本のSMAPと台湾のツウィ(周子瑜)、両者の「謝罪会見」には類似点もあったが、16歳女性アイドルの謝罪は中華圏ならではの影響をもたらした 

2016.01.29
総選挙

【台湾現地レポート】ミュージシャン出身委員も誕生させた民主主義の「成熟」

史上最低の投票率にもかかわらず、蔡英文を初の女性総統に当選させ、野党圧勝を実現させたものは何だったのか 

2016.01.18
中国経済

「人民元は急落しません!」で(逆に)元売りに走る中国人

政府が説明すればするほど「元安はまだ続く」と裏を読む、投資好き一般市民たちの悲喜こもごも 

2016.01.15
言論

香港名物「政治ゴシップ本」の根絶を狙う中国

書店関係者「連続失踪」の影には、薄熙来の重慶モデルを踏襲したかのような、習近平体制の検閲ライン厳格化がある 

2016.01.07
中国

人権派弁護士の「RTが多いから有罪」判決が意味するもの

懲役3年執行猶予3年となったが、内側からの改革を目指した浦志強の試みは、本来は政権にとって歓迎すべきものであったはずだ 

2015.12.25
中国

世界2位の経済大国の「隠蔽工作ショー」へようこそ

「ペンキ緑化」から「ビニール袋羊」まで、地方官僚のトンデモ工作・統計ごまかしを阻止するにはもはや民主化しかない!? 

2015.12.17
中国

計測不能の「赤色」大気汚染、本当に政府が悪いのか

ドラゴンボール由来の「爆表」で象徴される汚染だが、ドローンで監視したり計測値を発表したりと、政府は対策に努めてきた 

2015.12.10
日本経済

日本企業が「爆売り」すれば、爆買いブームは終わらない

関心が高まる「爆買い」の賞味期限だが、日本への信頼性という幻想にあぐらをかいていてはいけない 

2015.12.04
中国政治

中国の「テロとの戦い」は国際社会の支持を得るか

世界で相次ぐテロ事件を好機に、新疆での過激派摘発、ウイグル人の宗教・文化的弾圧を進めている 

2015.11.27
香港

「中国は弱かった!」香港サッカーブームの政治的背景

格上の中国との引き分けで盛り上がったW杯予選、その陰には香港人たちの反中感情がある 

2015.11.19
中台首脳会談

台湾ではもう「反中か親中か」は意味がない

「台湾市民は対中接近を嫌う」という思い込みを覆した習近平との会談への反応、人々の関心事は他の多くの国となんら変わらない 

2015.11.13
中国社会

知られざる「一人っ子政策」残酷物語

強制堕胎、罰金、家財没収、解雇……ついに廃止が決まった一人っ子政策が残した傷を、SNSの海から拾い上げる 

2015.11.05
動画配信

海賊版天国だった中国が『孤独のグルメ』をリメイクするまで

海賊版から正規版、そしてオリジナル番組制作へと進化する動画配信サービスだが、変化の原動力は今も「海賊版」だ 

2015.10.30
英中関係

ダライ・ラマ効果を払拭した英中「黄金」の朝貢外交

【動画あり】キャメロン英首相はチベット問題で冷却化した関係を修復、習近平訪英で経済的実利を得たが 

2015.10.22
中国政治

汚職の次は「さぼり」を取り締まり始めた中国

習近平の反汚職運動が生み出した「不作為」官僚たちが、経済成長鈍化の原因に? 

2015.10.15
中国

農民がショベルカーを「土砲」で攻撃する社会

なぜ爆薬が簡単に入手でき、「テロではない」とされる爆破事件がこれほど頻繁に起こるのか 

2015.10.08
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
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2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

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