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ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

ミャンマー国民の本当の意思とはどこにあるのか?

筆者撮影2019年9月頃の様子

皆さんこんにちは。
今日も今日とてミャンマーのエンタメと共に発信していきたいと思っております。
ご存じない方もいらっしゃると思いますが、短編映画「一杯のモヒンガー」そして「THE GOLDEN ROCKERS」総合プロデューサーの新町です。


昨日から今のミャンマーへの想いなどをつらつらと書かせていただいています。
その続きという訳でもありませんが、お時間ある方はそちらも読んでいただけたらと思います。

ミャンマーと共に生きる人々に寄り添い歩む日々


昨日も「ミャンマー」という単語で検索してニュースなどをチェックしていたらこのような記事が飛び込んできました。
イギリスの元駐在大使を拘束 入管法違反の疑い ミャンマー


これはミャンマーにそれなりに長く住んだ人であればわかると思うのですが、どんなにこの法律を守ろうとしていてもタイミングによっては違反と言われてしまう事があります。
まだ全てが明らかになっている訳ではなく、軍が一方的に発表をした段階では断定的な事は言えないのかもしれませんが、要はあちらサイドの匙加減で逮捕を行っていると私は見ています。
一体ミャンマーの法律は誰の為にあるのだろう?と嫌になってきます。

「その国に行ったらその国法を守るべき」という一見物凄く正論に見える意見がネットをみていると今回のミャンマーの問題でも散見されますが、もともと穴が多いミャンマーの法律、更にはクーデター後国会の審議などなく新たに制定された法律など使い方によってはいくらでも為政者の都合の良い運用ができてしまう国でその考え方は非常に危険だと思っています。
法律は大事なものではありますが、もっと大事なものは確実にあって。
その倫理に照らし合わせて今の軍のやり方がおかしい、そうじゃないやり方で自分たちの国を運営するべきだと多数の人々が思っているからこそ1年半も国民は抵抗を続けているのではないでしょうか?

久保田さんの拘束に引き続き、外国人への締め付けをもっと強めていこうというのでしょうか?
それとこれとは違うと果たして言い切れるのでしょうか?
どうにも納得できない言葉が同じ日本人から出てくるのにスッキリとしないところです。

「ミャンマーの国の事はミャンマーの国民が決める事だ」
このような意見もしばしば見受けられます。
外国人が口を出すなとの一体どこ目線からの言葉なんだ?というような意見には耳を貸すつもりはありませんが、確かにミャンマー国民の意見が最も大事だとは思います。

さて、それではミャンマー国民の意思とはどこにあってどのように示され、そして今どうなっているのでしょうか?
私個人としては2020年の選挙でしっかり意思は示されその意思に反している現在の状況が異常だという事で充分決着がつくと思っているのですが、この1年半でそれも変わってきてるだの、そもそも2016年からのスーチー政権が良くないと本当は皆が思っているだの、随分と勝手な事を言う人々がいて困ったものだと勘案してます。

そこでふと気づいた事がありました。
「ミャンマーの世論調査って今どこかやっているんだっけ?」
色々調べましたがどうにもコレというのは見つかりません。
日本であれば様々なものがすぐ見つかるのですが、やはり情勢がそうさせないという事でしょうか?

ですが、ここは凄く重要な事だと思います。
誰もやっていない(やれない)のであれば尚更です。
私が今考えているようなミャンマー国民の意思もそれに真っ向から反対するようなミャンマー通の方々の意見も結局数字に基づくデータが無いまま進んでいるように世間の人はみているのかもしれません。

これは非常に虚しい空中戦をさらしていたのかもしれません。
そういえばミャンマー仲間の知り合いが以前世論調査に近しい事はやっていました。
非常に素晴らしい取り組みだと思いましたが、少なくともその規模だとその結果を持って国民の意思とまではいかなかったようです。
もっと沢山の人を巻き込んでミャンマーの世論を浮かび上がらせる方法は?

そんな事を考え続けていました。
その間にも誰かがやってくれればそれを全力で応援したいと思っていましたが、残念ながらまだどこからも手が上がっている様子はありません。
これはもうやるしかないのかなと覚悟を決めました。
ミャンマー国民の意思を確認するという事に異を唱える人はいないとは思うのですが、これまでの事を考えるとどんな角度から批判が飛んでくるかは想像できません。

ですが、明確な数字をもって日本に、そして世界にミャンマーの人々の意思を伝えるチャンスはそこにしかないと思っています。
軍が行おうとしている来年の選挙までなんてのんびりしたことは言ってられません。

急いで実施したいとは思いますが、一人でも多くの意見を集めるためには色んな事を慎重に進めていかないといけない部分もあります。
もどかしいところではありますが、ものすごく重要な分岐点を作り出せるのかもしれないと小さな可能性に賭けたいと思っています。

願わくは後に続いてくれる動きがあればと思っています。
そしてもしかしたら時を同じくして頑張ろうとしている人たちの心の後押しになればとひっそりと進めていければと思います。

「ミャンマー世論調査機構」発足です。

この先進捗状況を逐一こちらで報告することはないとは思いますが、結果が出た際には確実にこちらでも発表させていただこうと思います。
そして、もし可能ならその道の専門家の方にも協力を得られれば幸いです。
ご連絡お待ちしています。

今も苦しんでいるミャンマーの人々、そしてそれを応援する世界中の人たちへ、このプロジェクトが小さな後押しになることを願っています。

それではまた。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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