World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

皆さんの心を今少しミャンマーに向けて頂ける事を心より願っています

メッセージビデオより

皆さんこんにちは。
ミャンマーはヤンゴンから新町がお届けしております。
今月も絶賛クーデター禍中の(ヤケクソ)のミャンマーから張り切って様々な事をお伝えしていこうと思います。
どうかお付き合いください。

さて、先月に引き続き今月もお知らせです。
私が現在大々大激推し中のクラウドファウンディング
「ヤンゴンかるたプロジェクト」の支援金が240万円を突破しました。
既に100%を突破したというところでプロジェクト自体は動き出しています。
現在はネクストゴールに向けてさらなる飛躍を目指して突き進んでいます。
プロジェクトリーダーは16歳の女子高生、若い人たちの挑戦と活躍を見届けてください!

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もう一つ、
私と日本ミャンマーミMIRAI創造会(JMFCA)石川さんとで毎週火曜日21時よりclubhouseで配信している「ミャンマー言いたい砲台ラヂオ」が次回でめでたく10回目を迎えます。
二人で地味に始めた配信ではありますが、毎週ミャンマーの情報アップデートやその時気になったミャンマートピックについてそしてたまにミャンマー縁のゲストなどをお迎えしながらお届けする1時間番組です。
是非チェックしてみてください。

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因みに配信ではオリジナルテーマソングをかけています。
そちらも合わせてチェックしていただけると幸いです。

それでは本題です。

今年に入ってからもありがたい事にミャンマーについて様々な形でお話をする機会をいただいています。
どうにか沢山の方に関心をもっていただきたいと思っているので本当に嬉しく思っています。
今回はそんな中でとある高校生のイベントでのお話を紹介させていただきたいと思います。

オファーをいただいたのはお知らせにも書いてあるヤンゴンかるたプロジェクトリーダーの野中優那さんから。

彼女の活動を取り上げている記事はこちら

彼女が通うICU(国際基督教大学高等学校)でミャンマーの事をもっと知ってもらうため在学の人たちのへ向けてのイベントで私が昨年巻き込まれた自宅に催涙弾が撃ち込まれた事件のことなど話をするのと、Q&Aのコーナーなどで高校生たちと交流して欲しいというものでした。

これまで、様々な発信を続ける中で10代の方々から反応をいただくことはゼロではありませんでしたが、高校生だけを対象にした会というのは初めての事でした。
とても良い機会なので即出演を了承して会の為の準備を始めました。

しかし、困った事が一つ。

実は同じ日の同じ時間帯でミャンマーのシンポジウムがあり、そちらで講演とパネルディスカッションのパネラーを務めなければいけなかったのです。
※そちらのシンポジウムについては明日の投稿で書こうと思います。
スケジュール的に何とかうまく調整は出来そうだったのですが、ICU高校のイベントの冒頭でまず10分程の話をというお願いはスケジュール上不可能だったのでそこはビデオメッセージという事になりました。

恐らく野中さんやイベントの実行委員会の生徒さんたちは、スマホで簡単に撮影したようなビデオメッセージで充分だと思っていたと思います。
しかし、そこで私はエンターテイナーの血が騒いでしまいました。
頼まれてもいないのに
「せっかく若い人に観てもらうのだからドキュメンタリー番組やニュース番組のオープニングでMCがカッコよく話すような映像を撮ろう」
と考えたのでした。

お話をいただいた段階でどんな事を話すかは大体決まっていました。
10分程でという事だったのでまずはスマホで録音しながらとにかく話そうと思う事を思い付くまま喋ってみます。
ゆっくり話して大体8分程のものが録ることができたので次は映像の全体の編集プランなどを考えます。

そうです、編集プランです。
私の話している様子だけではなく昨年色々と撮影して温めていた(どこにも出していない)秘蔵映像も差し込んだりする映像を作ろうと思ったのです。

念のためお伝えしておきたいのは今回のオファーというのは仕事ではありません。
100%ボランティアです。
ですから、勿論そういったこった映像を作ってくれなどという事は皆さん想像もしてなかったと思います。
だからこそ、作り込んだ映像でインパクトを与えたいなと思いました。
もちろんそれを通して伝えたいメッセージがあるからです。

動画内容の詳細は様々な懸念があるため、今回ここで語る事はできませんが(いつかどこかで発表したいとは思っています)
「在住日本人の自宅に催涙弾が撃ち込まれる」というニュース性が大きい話題(実際ニュースになりました)をそのインパクトだけで終わらせずにどうしても伝えたいミャンマーの人々の事がありました。

その想いのままメッセージの語り手(出演)、監督、脚本、演出、などを一人で行い7年半、私と一緒にミャンマーエンタメ事業に関わり続けてくれたカメラマンのAung Ko(アウンコウ)と二人で作品とも言える映像を作りました。

「10分くらい話をしてもらう代わりのメッセージビデオ」というにはあまりにも気合の入った作り込みようだったと思います。
やり過ぎ映像を突然送られた方もビックリするかもしれないので事前にそういった事をお伝えしたのですが、結果物凄く期待される事態となりより作り込まないとというような気になりました。
わざわざ自分でハードルを上げるという始末です。

そして私とAung Koのスケジュールの都合もあり何と撮影は本番の前日、その日の午後に撮影して編集に入り、デッドラインは次の日の朝10時。
実際に私が語るシーンは7分程だったでしょうか。
それでも撮影は3時間程かかりました。

フリーで話すことなら割と得意なのですが、キチンと台本を作って最小限の言葉で正確に話すというのがこんなに大変とは思いませんでした。
「話すのは10分もないんだし撮影も30分で終わるだろう」
というのは完全に甘い考えでした。

そしてここから、撮影したデータを持ち帰りカメラマンのAung Koに編集してもらいます。
遠隔で彼が編集したものを私がチェックして、更に細かい指示を出しながら完成させていくのですが、作業は夜中までかかりました。

途中で私のメッセージに対する彼の既読がつかなくなったのでさすがに寝たのかなと思い、続きは明日の朝やろうとメッセージを送って私も眠りました。
やはり気になっていたのもあり3時間程仮眠して目が覚めたのですが、その2分前に彼から編集の続きが送られてきていました。

慌てて顔を洗って目を覚まし、再び映像のチェック、そして編集指示を出します。
そして作業が終わって映像データを送ったのは本番30分前でした。
しかも送信する直前に私の家は停電になりました(今年に入ってヤンゴンは停電が多いです)
私のところはまだ予備電源があるので少しなら何とかなりますが、彼の家は停電したら編集作業も止まってしまいます。
本当にギリギリのところでした。

そんなこんなで何とか映像を納品する事ができ、その日はシンポジウムとICU高校生の為のイベントにダブルヘッダーで出演し、無事役目を務める事ができてその日はよく寝ました。
映像の評判はとても好評でした。
イベントに参加した高校生は勿論関係者の大人の方々にも好評をいただいたようです。
後にいただいた感想の中で
「新町監督の言葉に込められた感情が凄く伝わってきました」
というのが最も嬉しかった感想でした。
監督と言われると照れくさいですが、確かに自分が監督した作品なのでその通りだなと。
司会の人が今回のメッセージビデオを「新町監督が作った」と紹介してくれたそうです。

今日の記事のタイトルはこのメッセージビデオの中で最後に私が出した言葉です。
ミャンマーの事、クーデターの事、私自身が見聴きして感じた事。
伝えたかった事は沢山ありますが、一つの作品を通して若い世代の人たちにメッセージを届ける事が出来たのは非常に良かったと思っています。

引き続き頑張って発信を続けていこうと元気をもらいました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた明日。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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