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ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

ヤンゴン大型スーパー買い出し日記

一カ月か一カ月半に一度くらいの割合で大型スーパーに行きます。

一度も行った事はないんですが、コストコみたいなとこだと思います。
ローカルの市場に行けば食べ物は安く買えるが鉄板だと思っていたら、意外に肉はこういうところが安かったりするんです。
しかも市場は大体冷蔵庫なんかはありません。
朝一番で行って買って家に帰ったらすぐに洗って処理して冷凍庫へみたいな感じではにと衛生的にも中々辛いところだったりします。

という事でたまにたまにまとめ買いに行きます。
肉は勿論キロ単位で買います。
自家製チャーシューにしたり、小分けにして冷凍したり。
大体それで一カ月は肉に困る事はない感じです。

ということで今日は昨日に引き続き数少ない外出時の様子をお届けします。
昨日の投稿を読んでない方は是非そちらもご覧になってください。

2021年11月ミャンマーヤンゴンの様子

今月はこのシリーズ的な流れでいきたいと思います。

自転車でよく出かけると前回言ったばかりでなんですが、今回はタクシーで出かけております。
なんせキロ単位で肉を買ったりするわけですし、月に一度のまとめ買いなので中々の量になります。
それを大きなリュックに入れて背負えなくもありませんが、自転車さすがにそのレベルになると自転車が不安定にもなります。

まさに今回の記事の最初、インスタグラムでの投稿の時なのですが、この日は自転車でここまで来て買い物をしました。
そこまでは良かったのですが、この重量を背負い、この雨の中無事に帰れる気がしなかったので大人しくタクシーで帰りました。
自転車は次の日、再びここまでタクシーで来て乗って帰るという何とも二度手間になってしまった経験があります。
それ以来、ここには無理せずタクシーで来るようにしています。


これはスーパーに向かう行きのタクシーの中から撮ったシュエダゴンパゴダです。
この時はかなり渋滞もしていたのでゆっくり走っている隙に撮りました。
この通りが在りし日の様に渋滞していたので
「ついに人の動きが完全にコロナ前レベルまで戻って来たのか」
と一瞬思ったりもしたのですが、どうやらこの大通りの別の場所で爆発事件などがあり、そのせいで大渋滞を起こしていたそうです。
こういった時でも数キロ離れたところでは軍や警察が物々しく取り調べをしていたようです。


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カンドージ湖に浮かぶ有名なレストラン「カラウェイクパレスレストラン」です。
今は営業しているのかな?


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結構な大通りなんですが、道端には店が並び、車道を車と並んで走るサイカーです。
タクシーみたいに長距離は無理ですが、地元の人のちょっとした足として買い物や近くへの移動に使われたりします。
タクシーよりは安く乗れます。


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こんな感じで住居、露店、そして道路が凄く密接です。
ヤンゴン全てがそうではありませんが、こういった雑多な場所も沢山あります。
この日は非常に活気がありましたね。
この一カ月の間に雨季が明けたのもあり、色んな祭りなどが目白押しなのもあって街の人々の顔にも笑顔が多く見る事ができた印象があります。


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さてさて、私はどこの地域を抜けていったのでしょうか。
わかった人はヤンゴン通です。
この日は久しぶりに車に乗ったからか少し車酔いしました。
そんなに運転が荒かったという訳ではありませんが。
因みにヤンゴンで運転の荒いタクシーの運転手に当たると軽く命の危険を感じます。


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車で通りすぎる瞬間なのでハッキリとはわかりませんでしたが、道端に座り込んで何事かをしている人たちでした。
今に限らずヤンゴンにはホームレスやまともな家に住めない人も多くいます。
そんな人たちはコロナ禍から更にクーデターで生活はより大変になっているのだなと考えたりします。
車に乗っていると信号待ちの時に物乞いに来たりする人も珍しくありません。


何か物を売りに来ているのであれば、何がしか購入して上げる事も出来るのですが、ただただお金を求められる時は少し躊躇してしまいます。
しかし、この人たちも綺麗ごとだけでは生きていけません。
その日を暮らすだけでも大変な人たちに自分なんかに何が出来るのか。
これはこの国に暮らし始めてからずっと私の中での課題です。

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日本ではまあ観る事がないであろう景色です。
バス停の横にこんな風に簡易お茶屋さんが出来ています。
ほんの数メートル先には車がビュンビュン黒い排気ガスを吐きながら走っている訳ですが、そんな事は全く気にせずおば様達は優雅にお茶会です。
ミャンマー最大の600万人都市と言われるヤンゴンでも少し街を走るとこんな景色を観る事ができます。

今は随分と息苦しさを感じる生活ではありますが、うすーい緊張感を常に纏いながらも人々はそれに負けじと日常を生きようとしていると現地で感じています。
この国でエンタメに従事しようとしているのですから、私もこういう精神は見習っていきたいと思っています。


まだまだ続きます。
次回は再び自転車の旅です。
それではまた明日。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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