「終わりよければ全てよし」...日本の「締めくくりの文化」をジョージア人と分かち合った日
そこから見えてくるのは「傷ついたプライド」だ。「スポーツの王様」であるサッカーに深い愛情を持ちながらも戦績を上げられない悔しさと鬱屈した気持ちを、今回の勝利が解放してくれたのだ。
ひげを生やしたジョージアの男たちが大泣きする姿をSNSで見たが、私の胸にも迫ってくるものがあった。
実はこの「物語(ゆめ)の最後には優しさがくる」というフレーズから、ある格言を連想していた。それはシェークスピアの戯曲『終わりよければ全てよし』だ。その過程はどうであれ、最後に結果が出たときに励ましの意味も込めて、日本ではよく使われる言葉だ。
この「最後」を大切にする精神は、卒業式や送別会など日本の日常生活では、至る所で見受けられる。その根底には、生の人間の感情や存在への配慮があるのではないかと思っている。
職場や学校では人間同士の衝突など、よい思い出ばかりが残るわけではない。しかし、終わりを美しい形で締めくくることによって、その過程で生じた雑念が取り除かれる。それが互いの次のステップへの後押しとなるのだ。
締めくくりを大切にする日本の文化には、このたびユーロ初出場を決めたジョージア・サッカー代表とそのファンも心から納得するのではないだろうか。日本で長年暮らしてきた私の、これまでの人生の節目とその締めくくりを思い出しながら、ずっとそのように考えていた。
ティムラズ・レジャバ(駐日ジョージア大使)
TEIMURAZ LEZHAVA
1988年、ジョージア生まれ。1992年初来日。早稲田大学卒業後にキッコーマン勤務を経て、ジョージア外務省入省。2021年より駐日ジョージア特命全権大使を務める。共著に『大使が語るジョージア』など。
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