米中間選挙へ、民主党に増える「聖職者」候補者...トランプの岩盤層・キリスト教保守層にアピール
共和党下院選挙委員会の広報担当者マイク・マリネラ氏は、宗教的な民主党候補者が共和党の支持基盤を脅かす可能性を一蹴。「共和党が選挙のたびに信仰を持つ有権者から圧倒的支持を得てきたのは、我々が常識を貫いているからだ。対照的に、民主党は自らの信仰とかけ離れた、過激でリベラルな願望リストを押し通そうとしている」と話した。
<信仰と政策>
ルーテル教会の信徒で、アイオワ州知事候補のロブ・サンド氏は、自身が民主党員になった大きな理由として「キリスト教の信仰とは、立場の弱い人々を思いやることにほかならないからだ」と話す。「これが必勝の戦略だと思っているわけではない。ただ、このことに触れずに活動を進めることはできない」
サンド氏は信仰を語る他の民主党候補と同様、同党にとって最も舵取りが難しい宗教的課題の一つである「中絶の権利」支持と自身の信仰を結びつけている。
2022年に最高裁が中絶を認める憲法上の権利を覆して以来、この問題はある意味で、共和党による攻撃材料から民主党にとって有利な材料へと変化した。
アラスカ州の民主党候補、マット・シュルツ氏は、キリスト教の教典は人間の生命がいつ始まるのかを明確にしていないと指摘。その上で、共和党は医療の改善や避妊具へのアクセスなど、中絶を実際に減らすための手段に反対していると論じた。
「私はキリスト教の信仰に反してではなく、むしろ信仰があるからこそ、中絶の権利擁護の立場をとっている」





