米中間選挙へ、民主党に増える「聖職者」候補者...トランプの岩盤層・キリスト教保守層にアピール
米首都ワシントンの議会議事堂。2月4日撮影。REUTERS/Kylie Cooper
米アイオワ州議会上院の議員でルーテル教会の牧師でもあるサラ・トローン・ガリオット氏は、選挙戦の中心に信仰を据えることをいとわない。
民主党の同氏は、宗教的な教義を明確に訴えて11月の中間選挙で連邦議会選に立候補する。今年は彼女のような民主党候補が異例の数に上り、民主党としては、共和党支持層であるキリスト教徒有権者の一部を引き剥がせると期待をかける。
キリスト教徒の有権者は長年、共和党にひかれる傾向にあった。しかし一部の専門家は、第二次トランプ政権の政策、特に不法移民の取り締まりが、民主党につけ入る隙を与えるかもしれないと言う。
今回の民主党候補者の中には、自身が聖職者であったり、聖職者になるために学んでいたりする人物が何人かいる。
進歩主義的なキリスト教政治団体「ボート・コモン・グッド」を運営するダグ・パジット牧師によると、今年は過去よりはるかに多い10人以上の宗教的指導者が民主党から連邦および州のポストに立候補している。トローン・ガリオット氏もその一人だ。
<無宗教の支持基盤>
過去に民主党から出馬した多くの宗教指導者とは異なり、今年の候補者らは、歴史的に民主党の支持基盤であった黒人教会コミュニティの出身ではない。
こうした候補者らは数十年来の流れに逆らおうとしている。民主党で連邦議会議員を務めた最後の白人聖職者は、40年前に退任したボブ・エドガー下院議員だとみられる。






