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「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじゃいる」──トランプの介入口実にデンマーク反発

Map of Greenland Under US Flag Sparks Danish Ambassador Response

2026年1月6日(火)18時59分
エリー・クック(安全保障・防衛担当)

近年、北極圏への関心は急速に高まっており、沿岸諸国だけでなく中国などの北極から遠く離れた国々も介入を強めている。中国は「近北極国家」を自称し、北極圏で主導的な地位を築いたロシアは域内への軍事的・経済的関与を強化している。

気候変動によって氷が溶けた結果、民間・軍用の新たな航路が開かれ、資源開発の機会も広がっている。

トランプは1月4日の会見で「今、グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじゃいる」と述べた。

レーガン政権およびジョージ・H・W・ブッシュ政権で国防次官補代理を務めたロバート・ケリーは、「1年前なら、米国がグリーンランドを攻撃するなんて冗談にしか思えなかったが、いまは笑えない」と語る。

また、オバマ政権下でパナマ大使を務めたジョン・フィーリーは「誰かが他国の主権に言及し始めたら、それは警戒すべき兆候だ」とした上で、「まだ侵攻が近いとは思わない」と付け加えた。

ベネズエラやキューバ、メキシコ、コロンビアとは異なり、デンマークはNATO加盟国だ。NATO憲章第5条により他国からの攻撃は全加盟国への攻撃と見なされ、共同で防衛する義務がある。

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