ウクライナ軍ドローン、クリミアのロシア空軍基地に大規模攻撃...戦闘機やミサイルシステムを破壊
Ukraine Claims New Crimea Strike Destroyed Russia Fighter Jet, Air Defenses
Security Service of Ukraine
<クリミア半島の港湾都市セヴァストポリにあるロシア軍の空軍基地を標的に、ウクライナが長距離ドローンを使用した攻撃を実施し、その様子を公開した>
ウクライナ保安庁(SBU)は、ロシア支配下にあるクリミア半島のベルベク空軍基地への攻撃を実施し、数億ドル相当のロシア軍装備を破壊したと発表。攻撃時の様子を公開した。破壊されたとされるのは、兵器を搭載したMiG-31戦闘機のほか、長距離レーダー探知システム「Nebo-SVU」2基、92N6レーダー、そして防空ミサイルシステム「Pantsir-S2」などだ。
■【実際の様子】ロシア軍基地にドローン攻撃...戦闘機やミサイルシステムを爆破し破壊、ウクライナが攻撃時の様子を公開
ウクライナ保安庁によれば、この攻撃はウクライナの特殊部隊「アルファ部隊」が長距離ドローンを使用して行ったもの。12月17日にクリミアの港湾都市セヴァストポリにある同基地に対して実施されたという。本誌は詳細を確認できていないが、ウクライナ保安庁は攻撃時の映像のキャプチャだとされる画像を公開した。
セヴァストポリのミハイル・ラズヴォジャエフ知事は17日、テレグラムへの投稿で同市がウクライナのドローン攻撃を受けたと認めた。この中で知事は、攻撃は防空システムおよび黒海艦隊によって阻止され、11機のドローンを撃墜したと発表し、「セヴァストポリ救助局によると、市内の施設に被害はなかった」と主張した。






