米共和党の人材流出、MAGA派グリーン議員後も続く?――中間選挙に波乱も
Other Republicans Could Resign Following Marjorie Taylor Greene—Reports
グリーン米下院議員の辞職は始まりに過ぎない?(11月18日、連邦議会議事堂前で性犯罪者ジェフリー・エプスタインの被害者たちとともに記者会見を行うグリーン) Samuel Corum/Sipa USA via Reuters Connect
<MAGA運動の象徴的存在だったグリーン下院議員が辞職を表明し、共和党内でさらなる離脱者が出る可能性を示唆した>
MAGA(アメリカを再び偉大に)の中心人物でありながら、トランプと対立して辞職を発表した共和党下院議員マージョリー・テイラー・グリーンは、今後他の共和党議員も辞める可能性があると示唆した。
グリーンは、性的人身売買で有罪判決を受け死亡したジェフリー・エプスタインに関する政府文書の公開を主張してドナルド・トランプ大統領と対立し、11月21日に辞職を発表した。
その後グリーンは、辞職する可能性があるのは自分だけではないと示唆した。11月24日、ワシントンの政治専門メディア「パンチボウル・ニュース」が「他にも複数の共和党議員が任期途中での引退を検討している」と報じたのに反応し、グリーンはX(旧ツイッター)にこう投稿した。
「ワシントンD.C.という閉鎖世界の外の普通のアメリカ人と話せば、事態は内部の人間が思っているよりも深刻だとわかる」






