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地雷で吹き飛んだ「和平への道」...タイ・カンボジア国境で爆発した「旧ソ連製PMN2」の正体は?

Border Blast Ends Deal

2025年11月20日(木)14時43分
セバスチャン・ストランジオ(ディプロマット誌東南アジア担当エディター)

アヌティン首相は「わが国の安全保障を脅かす敵意はわれわれが期待したようには収まっていない」として、「事態がはっきりするまで(和平プロセスを)停止せざるを得ない」と述べたが、合意の履行を再開する条件は明らかにしなかった。

タイのナタポン・ナークパニット国防相によると、爆発現場はタイ軍兵士が定期的に見回っている場所なので、地雷は新たに敷設されたものと考えられるという。ナタポンは18人の捕虜の引き渡し延期の方針も改めて強調した。この18人のカンボジア兵は、7月下旬の戦闘を終わらせた停戦合意の成立直後に国境地帯でタイ軍に拘束された。


タイはこれまでもカンボジア側が国境地帯に新たな地雷を敷設していると主張。一連の爆発で両国の緊張はいや増しに高まってきた。

7月16、23日にも国境地帯で地雷が爆発し、タイはカンボジアの首都プノンペン駐在の自国大使を召還。24日に国境地帯で本格的な戦闘が勃発する事態となった。

タイ軍によれば、最初の停戦合意に両国が署名する直前の7月28日にも地雷の爆発があり、その後も8月9、12、27日に爆発が起きたという。

カンボジア政府はこれらの全てについて、国境地帯には過去の紛争で多くの地雷が残っていると主張し、新たな敷設を強く否定している。

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