賃上げは必要、でも丸投げはできない...高市首相が語った「現実的な壁」
10月6日、高市早苗首相は参院代表質問で、最低賃金の引き上げ目標について、経済動向を踏まえて今後、具体的に検討していくと述べた。写真は10月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
高市早苗首相は6日午前の参院代表質問で、最低賃金の引き上げ目標について、経済動向を踏まえて今後、具体的に検討していくと述べた。西田実仁議員(公明)に対する答弁。
政府は2020年代に最低賃金を全国平均で1500円に引き上げる目標を掲げてきた。高市首相は、日本成長戦略本部で物価上昇を上回る賃上げが継続する環境整備に向けた戦略策定を指示したと説明。この戦略の中で「最低賃金を含むこれまでの政府決定への対応について経済動向等を踏まえて今後、具体的に検討していく」と語った。
高市首相は「物価上昇を上回る賃上げは必要だが、それを事業者に丸投げしてしまっては事業者の経営が苦しくなるだけ」と指摘し、継続的に賃上げできる環境整備が政府の役割だと訴えた。賃上げ促進税制に関しては、状況を丁寧に見極めながら検討を深める姿勢を示した。
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