18分で世界が終わる――アカデミー賞監督が描く核攻撃の恐怖と沈黙の代償
A CALL TO ACTION
社会派のビグロー監督が『ハウス・オブ・ダイナ マイト』で描くのは、完璧なシステムの中核にいる不完全な人間だ ALEXI LUBOMIRSKI/NETFLIX FOR NEWSWEEK
<キャスリン・ビグロー監督が緻密に描く核攻撃映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』は「抑止のための核保有」の危うさを存分に見せつける>
核兵器の最も深刻な脅威は、核弾頭のすさまじい破壊力ではない。私たちが社会全体として、それに沈黙するようになったことだ。
冷戦時代には人類滅亡のシナリオが現実味を帯びていたが、今や世界はそれを完全に忘れ去ったかのようだ。アカデミー賞受賞監督のキャスリン・ビグローは、この危険な文化的健忘症が人々の耳を塞いでいると感じている。
最新作『ハウス・オブ・ダイナマイト』(劇場公開中、ネットフリックス配信中)を世に放ったのは、もう一度人々に耳を澄ましてもらうためだ。
世の中の関心が薄れたのは核兵器の存在が「常態化」したからではないかと、ビグローは言う。
「そのこと自体が非常に怖い。世界が壊滅しかねないのに、人々はその脅威を見据えようとしない。大半の人はあまり深刻に考えていないようだ」
『ハウス・オブ・ダイナマイト』は圧倒的な熱量の政治スリラーだ。政府と軍の高官を演じるのはイドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソン、トレイシー・レッツら。彼らは核ミサイルが飛来する現実に、リアルタイムで立ち向かう。
出所不明のICBM(大陸間弾道ミサイル)が北米を目指して刻々と進む18分間、政府と軍の諸機関が慌ただしく対応を迫られる。映画はこの18分間の息詰まる展開を、3つの異なる視点から描き出す。
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