陰謀論者マージョリー・テイラー・グリーンがMAGA離反、「トランプ後」に向けて先手?
Democrats Are Embracing Marjorie Taylor Greene
グリーンのこの姿勢は、共和党内の路線対立を浮き彫りにするものだ。保守派の中でも、エプスタイン文書の公開を取りやめた党の対応には不満を抱く声が根強い。
グリーンは、エプスタイン文書の全面公開を求める数少ない共和党議員の一人だ。エプスタイン文書の公開を目的として下院に上程された「ディスチャージ請願」にも、グリーンは署名している。同じように文書公開を訴えてきた他の共和党議員の多くは、署名を見送っている。
さらにグリーンは、アリゾナ州で連邦下院の補欠選挙に勝利した民主党のアデリータ・グリハルバが、下院が休会中で本会議での宣誓ができず、正式な議員になれていないことにも疑問を呈する。
グリハルバの宣誓が先延ばしにされているのは、共和党がディスチャージ請願の成立を避けたいからではないかと、グリーンは言う。
エプスタインに関する機密文書の公開を強制するこの請願の可決には、下院議員の過半数(218名)の署名が必要とされるが、グリハルバが正式に就任すればその要件が満たされる可能性がある。
「それが下院が休会している理由だとは断言できないが」と、グリーンはCNNに語った。「下院を開かないのはおかしい」





