ハマス襲撃から2年、変化した世界の視線...「イスラエル支持」から「パレスチナ共感」へ
ニューヨークでは「米国とイスラエルの手は血に染まっている」などと書かれた横断幕を掲げて抗議者がデモ行進した。ある親パレスチナ団体によると、イスラム教徒の抗議者らがトランプホテル前で祈りを捧げた。一方、セントラルパークにはユダヤ人コミュニティーの数千人が集まり、「人質を返せ」と叫んだという。
当初はイスラエルに同情が集まっていたが、ガザ全域の住民を飢餓に追い込んだイスラエルの攻撃に対する広範な怒りへと国際世論は変化している。戦争への憤りと度重なる停戦失敗を背景に、主要な西側諸国は米国の意向に反してパレスチナ国家を承認する動きを見せている。


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