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祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレクションを受け取った男性、大困惑も「驚きの価値」が?

Man Handed Keys To Container After Grandma’s Death, Shock At What’s Inside

2025年10月6日(月)14時30分
ジャック・ベレスフォード

「シャッターを開けた瞬間、目を疑った」とノイマークは言う。「床から天井まで積み上げられたプラスチックの収納ボックスが何十個もあって、大きな保管庫の半分をまるごと占めていた......中身はすべてビーニー・ベイビーだったんだ」

ノイマークは、祖母がビーニー・ベイビーにどれほどの金額を費やしたのかを想像するだけで身震いするという。実際に確認されたコレクションの総数は1936体――相当な金額になったことは間違いない。

予想外の遺産ではあったが、祖母が自分に託してくれたことを、ノイマークは光栄に思っている。

「グラムズは、ビーニー・ベイビーを一種の投資として見ていたと思う。そして、いつか僕がそれを売ることになるだろうと考えていたんじゃないかな」とノイマークは語る。「同時に、彼女は僕ならちゃんと管理できる、ぞんざいに扱ったり捨てたりはしないと信じてくれていたとも思っている」

カラフルなぬいぐるみがうず高く積まれ、数千もの小さな黒い目に見つめられる――そんな光景を前に、ビーニー・ベイビーの価値を整理して把握する作業は「気が遠くなるような大仕事」だったが、ノイマークは調査、分類、専門家への相談を通じて、ひとつずつ向き合った。

「一体ごとの情報を記録するためにスプレッドシートを作って分類をした。希少価値の高い個体は『VIB(Very Important Beanies)』として専用のボックスに分けた」とノイマークは話す。

「いくつかの情報源を照らし合わせて、それぞれの一般的な再販価格の範囲を割り出し、専門の鑑定士とも一度面談して、自分の方向性が間違っていないか確認した」

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