最新記事
健康問題

SNSで拡散されたトランプ死亡説、本人は完全否定するが...疑惑の「写真」と実際の健康状態

Donald Trump Responds to Health Concerns

2025年9月3日(水)18時30分
ジェナ・サンデル、ゲイブ・ウィズナント
マスクとウイルスとトランプ大統領

トランプには新型コロナウイルスを含め、様々な病気の既往歴がある doddis77-shutterstock

<8月下旬、トランプの死亡説や健康不安説がSNSなどで話題になった。トランプにはかねてより健康不安説が囁かれていたが>

8月下旬、ドナルド・トランプ米大統領が突如姿を現さなくなったことを受け、ソーシャルメディア(SNS)上では死亡説や健康不安説が流れた。

【写真】SNSで拡散されたトランプ死亡説、本人は完全否定するが...疑惑の「写真」と実際の健康状態

しかし、トランプは再び姿を現し、自らその風説を否定した。


トランプは8月、公の場に20回以上姿を見せた。8月26日の閣議を最後に、トランプの動静は異例の静けさを見せた。これを受け、SNSではトランプが死亡した、あるいは重大な健康問題を抱えているといった虚偽の噂やミームが拡散されていた。

しかし、トランプは8月31日、自身のSNS、トゥルース・ソーシャルで「これまでで一番体調が良い」と投稿。健在をアピールした。

さらに、9月2日には、ホワイトハウスでのイベント中にこのような一幕もあった。

FOXニュースの記者、ピーター・ドゥーシーが「週末に大きな話題になった話ですが......ご自身が『亡くなった』と知ったのはいつですか?(トランプの)死亡説や健康不安説をご覧になりましたか?」と尋ねると、トランプは「ノー」と答えた。

ドゥーシーが「2日間姿が見えなかったことで、あなたが死んだという投稿が8月30日朝までに130万回も拡散されたんですよ」と続けると、トランプは「いや、見ていない」と再度答えた。

そして、「確かにちょっとおかしな話だとは聞いた。しかし、先週は何度も記者会見を行った。すべて上手くいったし、今もこうやって上手く進んでいる。そして、2日間何もしなかったら、あいつはおかしいと言われたんだ」と続けた。

「(ジョー・)バイデンなんて何カ月も姿を見せなかったのに、誰も問題があるとは言わなかった。バイデンが絶好調でなかったのは明らかだったのに」

ビジネス
「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野紗季子が明かす「愛されるブランド」の作り方
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米テスラ、カリフォルニア州で販売停止命令 執行は9

ワールド

カナダ、北極圏2カ所に領事館開設へ プレゼンス強化

ワールド

香港トップが習主席と会談、民主派メディア創業者の判

ワールド

今年のシンガポール成長予想、4.1%に上方修正=中
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を変えた校長は「教員免許なし」県庁職員
  • 4
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 7
    「住民が消えた...」LA国際空港に隠された「幽霊都市…
  • 8
    【人手不足の真相】データが示す「女性・高齢者の労…
  • 9
    FRBパウエル議長が格差拡大に警鐘..米国で鮮明になる…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 8
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 9
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 10
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中