やはり出生率低下に解決策なし? 近代化しても人口増が続いた「人口動態の優等生」の国に転換点が
Kazakhstan's Population Miracle Comes to an End
すぐに大きな問題に直面することはないとはいえ...
カザフスタン人の年齢は比較的若く、政府統計によると、2024年時点での中央値年齢は32.3歳だった。
そのため、カザフスタンが韓国のような急速な高齢化やそれに起因する人口問題に即座に直面することはないと見られている。
しかし、一部の専門家は、カザフスタンの人口動態に対して楽観的すぎる見方を戒めている。
「国家が社会インフラを整備し雇用を創出する義務についてどれだけ語ろうとも、現実として人口増加のスピードがそれらを体系的に上回っているのだ」と、政治アナリストのダニヤル・アシンバエフは、自身のテレグラムに投稿した。
近代化をしつつも人口を増加させたカザフスタンですら、人口減少という運命からは逃れないのだろうか。
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