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人口問題

やはり出生率低下に解決策なし? 近代化しても人口増が続いた「人口動態の優等生」の国に転換点が

Kazakhstan's Population Miracle Comes to an End

2025年8月29日(金)16時30分
マイカ・マッカートニー

家族を持つよりも大事なこととは?

人口学者によれば、2000年代から2010年代にかけての出生率の回復は、ソ連崩壊後の経済的混乱からの回復を反映したものであり、大家族志向への恒久的な転換を意味するものではなかったという。


「経済状況が改善する中で子どもを育てることが以前よりも容易になった。とはいえ、親はより高い機会費用にも直面している」と、スウェーデンのカロリンスカ研究所でポスドク研究員を務める人口学者マクシム・カンは2023年の論文で指摘した。

「ゆえに、経済が改善すれば出生率は回復するが、ある水準で安定化すると予想される」

実際、若いカザフ人の多くは、大家族を持つことよりも、教育やキャリア、自己実現を重視するようになっている。

政府系シンクタンクの「カザフスタン公共発展研究所」が2024年に実施した全国調査によれば、すでに子どもを持っている回答者のうち、51%がこれ以上子どもを望んでいないと答えた。

2人目の子どもを望んでいるのは13%、3人目は9%、4人以上を望む人は10%にとどまった。

一方で、まったく子どもを望まないと答えた人も4%近くおり、こうした傾向は農村部より都市部で顕著だった。

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