イスラエル、シリア首都のダマスカスを空爆...アメリカは「戦闘まもなく停止」と表明するが
イスラエル軍当局者は、シリア軍がドゥルーズ派に対する攻撃を阻止しておらず、問題を解決するどころか、むしろ問題の一部となっていると非難。イスラエルはシリアにおけるドゥルーズ派の虐殺を許さないとし、「明確なメッセージを送るため、ダマスカスにある軍司令部入口を攻撃した」と明らかにした。
また、イスラエルとの国境近辺のシリア南部での軍事力増強を認めないと強調した。
この日の攻撃では、イスラエル軍の戦闘機がダマスカス上空を低空飛行し、一連の大規模攻撃を実施。現地の医療関係者によると、国防省の建物への攻撃で治安部隊の隊員5人が死亡した。
ドルーズ派住民が多数を占めるシリア南部スワイダでは13日に宗派間の衝突が発生。衝突したのはドルーズ派の民兵とベドウィン部族の戦闘員だったが、事態の収拾を図るため14日に現地に派遣された政府部隊が最終的にドルーズ派の民兵と衝突する形になった。
イスラエルはドルーズ派を保護するため、14─15日にシリア政府部隊を空爆。16日になり停戦が発表されたものの、その後衝突が再燃。シリア政府は、スワイダの非合法グループが停戦を破ったと非難した。
シリア人権ネットワークによると、衝突によりこれまでに169人が死亡。治安関係者は300人が死亡したとしている。ロイターは死者数を独自に確認できていない。
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