警告看板を無視...ワニに「叫びながら引きずられた」男性の最期

「叫び声を上げながら引きずられた」...警告を無視した父親がワニに襲われ死亡(写真はイメージです) Balaji Malliswamy-Unsplash
<南アフリカの自然保護区で、観光中の男性がワニに襲われ命を落とすという痛ましい事故が発生した。現場には「水辺に近づくな」と書かれた警告もあったという>
南アフリカのゲームリザーブで男性がワニに襲われ死亡するという衝撃的な事件が発生したと報じられている。
【動画】閲覧注意:「巨大ワニが男性をくわえて去った」衝撃の一部始終
この男性は56歳の父親で、妻や子どもたちとともにボナマンジ・ゲーム・リザーブを訪れていたとされている。報道によれば、この保護区ではワニの「餌やり体験」も実施されており、水辺に近づかないよう警告する大型の看板が複数設置されていたという。
しかし男性はそれらの警告を無視して、フルフルウェ川で釣りを始めたとされている。その直後、水中から全長12フィート(約3.6メートル)のワニが突如現れ、男性の胴体に噛みついたまま川へと引きずり込んだと伝えられている。
この痛ましい事故は、ダーバンからおよそ150マイル北に位置する約4000ヘクタールの広大な保護区内で、現地時間の土曜日に発生したという。
目撃者のひとりは匿名で、「本当に恐ろしかった。さっきまで穏やかだったのに、突然叫び声と混乱に変わった。巨大なワニが男性を引きずり込み、彼は必死に抵抗していたが、ワニは彼を水面に何度も叩きつけながら後退していった」と証言している。

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