ひとり震えていた保護犬オースティン、ついに人のぬくもりに心を開いた瞬間

ただ、2歳になる彼はいまだ譲渡には至っていない。コルシさんによると、

「片目の状態を見て、敬遠されてしまうのかもしれません」

オースティンは先天的に片方の目が未発達で、視線が横にずれがち。ただし痛みはなく、摘出の必要もない。見えづらさはあるが、生活に支障はないという。

「私はただ、彼にぴったりの人と出会ってほしい。それがどれだけ幸運なことか、きっとわかってもらえるはずです」

TikTokではオースティンが見せた「信頼の行動」に、多くのユーザーが涙した。

「これこそ『最高の名誉』だよ。虐待されてきた犬に選ばれて、信頼されるなんて」

「彼が信じてくれた。それだけで尊い」

「この子に選ばれた人は、本当に幸せ者だよ」