ひとり震えていた保護犬オースティン、ついに人のぬくもりに心を開いた瞬間
Tears As Abandoned Shelter Dog Finally 'Brave Enough' To Cuddle With Worker
その2日後、オースティンの一時預かりがスタート。極度の恐怖、痩せすぎ、食べない、ケンネルコフ(犬の風邪)、そして嘔吐。肺炎まで発症し、彼の状態は最悪だったという。
でも、献身的なケアと投薬、そして何より「無条件の愛情」で、コルシさんは彼の闘病を支え続けた。回復までに約3週間。
少しずつ元気になるにつれ、オースティンは「自信」を取り戻していった──そして1カ月後、本来の性格が見え始めた。
現在オースティンは施設に戻り、「本当の家族」との出会いを待っている。最近、コルシさんが久しぶりに訪ねたとき、オースティンは明らかに彼女を「覚えていた」。
この再会の瞬間はTikTokアカウント savethedogs に投稿され、反響を呼んでいる。動画では、床に座って「おいで!」と手をたたくコルシさんのもとへ、オースティンが自ら駆け寄り、コルシさんの膝にストンと身を預けた。これは、彼が初めて人の膝の上に座った瞬間だった。
虐待の記憶に怯えていた犬が、「自分の意思で」人に寄り添う──それは小さな「奇跡」だった。今ではオースティンは人懐っこくなり、興奮するとくるくる回る癖も出てきた。他の犬とも仲良く遊び、マナーも良好だという。