「ただ隅でひとり震えていた」怖がりな保護犬...その姿に気づいた人がいた
Shelter's 'Most Frightened' Dog Couldn't Cope—Then Someone Saw Her

施設で最も怯えていた犬に「光」...1本の動画が救った命(写真はイメージです) MChe Lee-Unsplash
<片隅で体を小さく震わせ、誰にも心を開けなかった保護犬イザベラ。そんな彼女を映した動画がTikTokで拡散され、遠くから「運命の飼い主」が迎えにやって来た>
アメリカ・フロリダ州のブロワード郡動物愛護協会(Humane Society of Broward County)が「施設で一番怖がりな犬」と呼んでいた保護犬が、TikTokで拡散された動画をきっかけに新しい家族の元へ迎えられた。
【動画】ケージの隅で震えていた「一番怖がりな犬」に奇跡...3時間かけて迎えに来た人がいた
「恐怖に震えていたイザベラは、動画を投稿してすぐに引き取られました」と、同協会のマーケティング担当副代表シェリー・ワクター氏は本誌に語った。「フロリダ州デイトナビーチから、フォートローダーデール(当施設)まで、約3時間かけて迎えに来てくれたんです」
話題の動画は5月25日に投稿されたもので、1歳のラブラドールの女の子「イザベラ」が、ケージの隅でパニック状態になり、体を震わせていた様子が映し出されていた。
動画には、施設のスタッフがイザベラに優しく寄り添いながら、彼女が自ら歩み寄ってくるのをそっと待つ姿も映っていた。