最新記事
恋愛

「不倫のため」のマッチングサービスが大人気...Z世代の約半数が、一夫一妻制は「時代遅れ」だと感じる理由

Nearly Half of Gen Z Says Monogamy Is Outdated - Study

2025年6月4日(水)19時18分
スザンヌ・ブレーク

また、FOXニュースデジタルが紹介した別の調査では、Z世代の57%が「非一夫一妻制の関係を検討する意思がある」と回答しており、恋愛の多様性に対する柔軟な姿勢がうかがえる。

「人生は一度きり。不倫をしましょう」をスローガンに既婚者向けのマッチングサービスを展開している「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」が、インターネットマーケティングリサーチ会社の「YouGov」を通じて行った調査によると、2022年に同サービスへ新たに登録したユーザーのうち、Z世代が全体の40%を占めていたことが判明した。

さらにZ世代のユーザーのうち59%が、「オープンリレーションシップ」や「ポリアモリー(複数の恋愛関係を認め合う形)」といった関係性に関心を示していた。

同様に「Thriving Center of Psychology」が実施した調査でも、Z世代とミレニアル世代の5人に2人が「結婚は時代遅れ」と考えていることがわかった。

とはいえ、83%は「いつかは結婚したい」と回答しており、従来型の真剣交際や結婚に対する疑問はありながらも、長期的なパートナーシップへの願望は依然として根強いことがうかがえる。また、調査では経済的不安や、「充実した関係を築くのに結婚は必ずしも必要ではない」という認識も浮き彫りになった。

ジェンダーによる差も顕著で、アシュリー・マディソンの女性会員の29%が「感情的な満たしを求めて複数のパートナーを探している」と答えたのに対し、男性は9%にとどまった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

習首席が米へのレアアース輸出に合意、トランプ大統領

ビジネス

アングル:中国製電子たばこに関税直撃、米国への輸入

ワールド

日米関税協議、「一致点見いだせていない」と赤沢氏 

ワールド

米中、9日にロンドンで通商協議 トランプ氏が発表
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:韓国新大統領
特集:韓国新大統領
2025年6月10日号(6/ 3発売)

出直し大統領選を制する李在明。「政策なきポピュリスト」の多難な前途

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラドールに涙
  • 2
    50歳を過ぎた女は「全員おばあさん」?...これこそが、今どきの高齢女性の姿
  • 3
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット騒然の「食パン座り」
  • 4
    脳内スイッチを入れる「ドーパミン習慣」とは?...「…
  • 5
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪…
  • 6
    ひとりで浴槽に...雷を怖れたハスキーが選んだ「安全…
  • 7
    プールサイドで食事中の女性の背後...忍び寄る「恐ろ…
  • 8
    壁に「巨大な穴」が...ペットカメラが記録した「犯行…
  • 9
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 10
    ガザに向かうグレタ・トゥーンベリの支援船から救難…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 4
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 5
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 6
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 9
    ウクライナが「真珠湾攻撃」決行!ロシア国内に運び…
  • 10
    「ホットヨガ」は本当に健康的なのか?...医師らが語…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 7
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 10
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中