「不倫のため」のマッチングサービスが大人気...Z世代の約半数が、一夫一妻制は「時代遅れ」だと感じる理由
Nearly Half of Gen Z Says Monogamy Is Outdated - Study
また、FOXニュースデジタルが紹介した別の調査では、Z世代の57%が「非一夫一妻制の関係を検討する意思がある」と回答しており、恋愛の多様性に対する柔軟な姿勢がうかがえる。
「人生は一度きり。不倫をしましょう」をスローガンに既婚者向けのマッチングサービスを展開している「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」が、インターネットマーケティングリサーチ会社の「YouGov」を通じて行った調査によると、2022年に同サービスへ新たに登録したユーザーのうち、Z世代が全体の40%を占めていたことが判明した。
さらにZ世代のユーザーのうち59%が、「オープンリレーションシップ」や「ポリアモリー(複数の恋愛関係を認め合う形)」といった関係性に関心を示していた。
同様に「Thriving Center of Psychology」が実施した調査でも、Z世代とミレニアル世代の5人に2人が「結婚は時代遅れ」と考えていることがわかった。
とはいえ、83%は「いつかは結婚したい」と回答しており、従来型の真剣交際や結婚に対する疑問はありながらも、長期的なパートナーシップへの願望は依然として根強いことがうかがえる。また、調査では経済的不安や、「充実した関係を築くのに結婚は必ずしも必要ではない」という認識も浮き彫りになった。
ジェンダーによる差も顕著で、アシュリー・マディソンの女性会員の29%が「感情的な満たしを求めて複数のパートナーを探している」と答えたのに対し、男性は9%にとどまった。