新ローマ教皇レオ14世(69)の即位ミサが18日、バチカンのサンピエトロ広場で行われ、約20万人の信者らが詰めかける中、カトリック教会の新体制が本格的に始動した。

第267代教皇となるレオ14世の即位ミサには初めての米国出身の教皇で、宣教師として長年ペルーで過ごし同国の国籍も持つことから、米国とペルーの国旗を振る参列者の姿も見られた。

レオ14世は説教で、信者14億人の指導者として、貧困との闘いや環境保護といった社会問題に関するフランシスコ前教皇の遺産を引き継ぐと強調。

「今日の世界が抱える疑問、懸念、課題」に正面から向き合うとしたほか、「キリスト教信仰の豊かな遺産」を守ると約束し、繰り返し結束を呼びかけた。

世界的な紛争にも触れ、ウクライナ紛争を巡っては「公正で永続的な平和」を求め、パレスチナ自治区ガザでは市民が「飢餓に陥っている」と懸念を示した。

ミサには、ウクライナのゼレンスキー大統領やバンス米副大統領など各国指導者も参列。ミサに先立ち、ゼレンスキー氏とバンス氏がホワイトハウスで激しく衝突した2月以来初めて対面し、短い握手を交わした。

また、ゼレンスキー氏はミサ後に教皇と会談。ロシアとの戦争終結に向けてあらゆる形式での協議に応じる用意があると表明した。テレグラムで、バチカンが直接協議を主催する意向を示していることなどに感謝すると述べた。



[ロイター]
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