現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人

中国のアフリカでの影響拡大は、必ずしも成功ばかりというわけではない。先月、ザンビアにある中国企業運営の銅鉱山でダムが決壊し、酸性の排水が2000万人以上の水源となっている河川域に流出した。これにより野生動物が死に、数千万リットルもの廃棄物が流れ出る事態となった。

ザンビア政府は、汚染を引き起こしたシノ・メタルズ・リーチ・ザンビアの親会社である中国有色（非鉄金属）鉱業集団公司に対し、修理が完了するまでダムの操業を停止するよう命じた。また、被害を受けたすべての農家や消費者に対して補償を行うようにも求めている。