最新記事
イスラム過激派

「縛られて刃物で...」斬首されたキリスト教徒70人の遺体が教会で見つかる(コンゴ民主共和国)

70 Christians Beheaded in Church: What We Know

2025年2月25日(火)21時30分
ジョーダン・キング

アメリカの保守派で反中絶活動家のライラ・ローズ(@LilaGraceRose)はX(旧ツイッター)に「恐ろしい」と投稿した。「コンゴ民主共和国の教会内で70人のキリスト教徒がイスラム過激組織によって残虐に斬首された。メディアは怒らないのか? 迫害されたキリスト教徒のために祈りを」

ソーシャルメディアカウント@libsoftiktokもこの斬首について投稿している。

「斬首されたキリスト教徒70名がコンゴ民主共和国の教会で発見された。ISIS系列のイスラム過激組織ADFの人質だったと報じられている。MSM*はなぜ報じない?」

*編集部注:メインストリームメディアの略称

ハンガリーのトリスタン・アズベイ国務長官(迫害を受けるキリスト教徒の支援を担当)は次のように述べた。

「恐ろしい話だが、コンゴ民主共和国のカサンガにある教会でキリスト教徒70人がテロリストによって斬首されて殉教した。ハンガリーは迫害されたキリスト教徒と連帯するために立ち上がるが、キリスト教徒迫害に関してもっと世界が認識し、行動する必要がある」

また、オープン・ドアーズのサブサハラ地域の法務担当者ジョン・サミュエル(John Samuel)は次のように話している。

「オープン・ドアーズは民間人に対するこの凶悪な暴力行為を強く非難し、市民社会、各国政府、国際機関に対して、ADFなどの武装組織が活動しているコンゴ民主共和国東部における民間人の保護に優先的に取り組むことを呼びかけている」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウクライナ安全保証、西側部隊のロシア軍撃退あり得る

ビジネス

半導体製造装置販売、AIブームで来年9%増 業界団

ワールド

アルミに供給不安、アフリカ製錬所が来年操業休止 欧

ビジネス

川崎重社長、防衛事業の売上高見通し上振れ 高市政権
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を変えた校長は「教員免許なし」県庁職員
  • 4
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    「住民が消えた...」LA国際空港に隠された「幽霊都市…
  • 7
    【人手不足の真相】データが示す「女性・高齢者の労…
  • 8
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 9
    FRBパウエル議長が格差拡大に警鐘..米国で鮮明になる…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 6
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 7
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 8
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 9
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 10
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中