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ウクライナ戦争

米ロ主導の停戦を警戒...和平交渉に「ウクライナ参加は不可欠」とゼレンスキー、カナダ首相との会談で

2025年2月21日(金)12時13分
和平協議に警戒感示したゼレンスキー大統領

2月20日、カナダのトルドー首相とウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談し、ロシアとの戦争終結に向けたいかなる協議にもウクライナが加わる必要があると強調した。ニューヨークで2024年9月撮影(2025年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service)

カナダのトルドー首相とウクライナのゼレンスキー大統領が20日に電話会談し、ロシアとの戦争終結に向けたいかなる協議にもウクライナが加わる必要があると強調した。カナダ首相府が発表した。

トランプ米大統領は戦争終結の迅速な合意を推し進めており、先週にはロシアとの初期協議からウクライナと欧州同盟国を除外して同盟国に警戒感が広がった。


会談要旨によると、両首脳は「紛争の平和的終結においてはウクライナが交渉の座にいなければならないと強調した」という。

カナダは、ウクライナと国境を接する国以外では世界最多水準のウクライナ移民を受け入れ、ロシアとの紛争ではウクライナを最も強力に支持する国の一つ。

会談でトルドー氏はウクライナへの支持を改めて表明し、「ウクライナの安全なくして欧州の持続可能な平和はあり得ないことを強調した」という。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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