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【随時更新】トランプ2.0(2月2日の動き)

2025年2月3日(月)20時05分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
トランプ

Newsweek Japan

<2024年アメリカ合衆国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプが当選、4年ぶりの返り咲きを決めた。新政権の顔ぶれや政策、関係各国の対応など、第2次トランプ政権をめぐる動きを随時更新する>


【関税ウォーズの真意】高圧的なトランプ関税の背景には中国を念頭に置いた「貿易の武器化」があり、世界貿易戦争の可能性は侮れない

 

  トランプがこのほど課した関税から見えてくるのは、対象品目とは無関係な地政学的目標を達成するための「オバートンの窓」が拡大しているという大きな流れだ。オバートンの窓とは、政治家にとって一般大衆に受け入れられるような政策の選択肢の幅を指す。中国が地政学的・地理経済学的なライバルとして台頭する中で、重要な産業をアメリカに回帰させ、国内の雇用を守り、外国のサプライチェーンへの依存を弱めることを求める声が、国民の間にも高まっているのだ。 

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【動画】関税ウォーズが始まった。「バイ・カナディアン!」とトルドー吠える

「ケンタッキーのバーボンではなくカナダのライを選ぼう、アメリカに旅行するのはやめてカナダの国立公園を堪能しよう」── トランプがカナダに25%関税をかけると最初にぶち上げたとき、トルドーはトランプの別荘になだめに行く弱気を非難され首相を辞めることになった。今度は、これ以上ないほど怒っている。


【コラム】トランプ関税発動で大量の「金塊」がロンドンから流出。「金の大移動」はなぜ起きた?


「ドナルド・トランプ米大統領の関税発動を懸念するトレーダーたちが820億ドル相当の金塊(金地金)をニューヨークにかき集めている。英中央銀行・イングランド銀行からの金塊引き出しの待ち時間が数日から4~8週間に延びている」

英紙フィナンシャル・タイムズ(1月29日付)は事情通の関係者の話として「ニューヨークに大量の金塊が送られている。新たな金塊を手に入れるため列に並ばなければならない」「ロンドン市場の流動性は低下している」と報じた...

...トランプ氏は2月1日からカナダとメキシコからの全輸入品に25%、中国には10%の関税を課すと表明している。市場ではこれまで対象外だった金地金にいわゆる「トランプ関税」が適用されるのではないかとの懸念が膨らんでいる。金塊の大移動は先手を打った関税回避だ。【木村正人】

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【速報】ワシントンで空中衝突、ポトマック川の川底に沈んだ旅客機とヘリの残骸回収3日から

ワシントンD.C.で1月29日に発生した墜落事故のジェット機とヘリコプターの残骸を、米陸軍工兵隊が2月3日にポトマック川から撤去する予定であることが明らかになった。

カンザス州ウィチタを出発したアメリカン航空5342便は、1月29日夜、ワシントンD.C.近くのロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港に着陸中、シコルスキーH-60ブラックホーク・ヘリコプターと衝突した。アメリカン航空には64人が搭乗し、ヘリコプターには3人の軍人が乗っていた。AP通信によると、事故死した67人のうち55人が川から収容されたという。

>機体の回収が進めば、衝突場所はどこだったのか、機体のどこにどの方向から圧力がかかったのか、などの物理的な証拠を通じて、航空機事故において極めて珍しい空中衝突事故の原因究明に一歩近づくとみられる。

【衝突最大の謎】ブラックホークは予定より100フィートも高いところを飛んでいた?


航空事故捜査当局は2月1日の夕方、衝突時の旅客機の飛行高度が300〜350フィートだったと発表した。1月30日にFBIが旅客機のコックピットから回収したボイスレコーダーとフライトデータレコーダーの記録だ。

一方、空港の管制塔で管制官が見た情報の予備的レビューでは、ブラックホークは事故直前におよそ200フィートで飛行していたと、国家運輸安全委員会(NTSB)は発表した。


>これだけ高度差があったならなぜ両機は衝突したのか。高度の食い違いはまだ説明できていないという。ドナルド・トランプ大統領は1月31日に、「ヘリコプターは高く飛びすぎていた。一部の報道では、ブラックホークは衝突の直前、最大300フィート(約9メートル)にいた」と語った。


トランプ政権 最新ニュース&ニューズウィーク独自分析・解説

■トランプ乱発の大統領令も、実は「強制力を持たない」?...4つのカテゴリーに分けると「真の意図」が明らかに

就任早々署名した大量の大統領令──その中でも、至って標準的な命令から実効性の乏しいもの、本気で憂慮すべきものまで性格に差がある。

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■アメリカで罪を犯した不法移民は「グアンタナモ強制収容所」送りの恐怖

ジョギング中に不法移民に殺害された看護学生の恨みを晴らすには悪名高いグアンタナモ強制収容所がぴったりだと悦に入るトランプに震え上がる移民たち。

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トランプ

2度目の大統領に就任して本性を表し始めたトランプ(1月23日、ホワイトハウス) REUTERS/Kevin Lamarque

■異例の好条件で連邦政府職員に早期退職を迫るトランプの真意

政府職員の大幅削減と連邦政府の解体は、熱烈なトランプ支持者たちが大統領選前から温めてきた大陰謀論。トランプは自分は関与していないと嘯いていたが、大統領就任と同時に計画を実行に移し始めた。

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グラフィック「トランプ第1期政権からの世界情勢の推移」


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