最新記事
米大統領選

「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「異様な姿」...認知能力への懸念の声が一気に高まる

Crowd Leaves Early as Trump Dances to Music on Stage For 39 Minutes

2024年10月19日(土)15時08分
ジェームズ・ビッカートン

トランプの踊りが始まると退席する聴衆たちの姿も

ワシントン・ポストによれば、トランプがタウンホールイベントで質疑応答をやめると言い、9曲を連続で流すように指示し、踊り始めた後、「一部の聴衆が退席し始めた」

再生された曲は、エルビス・プレスリーの「アメリカの祈り」、シネイド・オコナーの「愛の哀しみ」、ヴィレッジ・ピープルの代表曲「YMCA」、アンドル・ロイド・ウェバーが作曲を手掛けたミュージカル「キャッツ」の「メモリー」などだ。

トランプ陣営の報道担当者スティーブン・チャンは、X(旧ツイッター)で次のように述べている。「ペンシルベニア州のタウンホールイベントが音楽フェスティバルに! 皆が興奮しすぎて気絶が続いたため、トランプ(@realDonaldTrump)は音楽を流すことにした」

「誰も帰りたがらなかった。そして、有名なトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)のスポティファイ・プレイリストの曲をもっと聴きたがった!」

しかし、ほかの評論家はもっと批判的だった。独立系ジャーナリストのアーロン・ルパーはXで、「ワオ、これは奇妙だ。トランプはオークスでの『タウンホールイベント』をわずかな質問で切り上げた。もう少し質問を受け付けると言った直後のことだ。その後、音楽が流れ、トランプはステージをうろついていた。奇妙極まりない光景だった」と述べている。

編集部よりお知らせ
ニューズウィーク日本版「SDGsアワード2025」
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:値上げ続きの高級ブランド、トランプ関税で

ワールド

訂正:トランプ氏、「適切な海域」に原潜2隻配備を命

ビジネス

トランプ氏、雇用統計「不正操作」と主張 労働省統計

ビジネス

労働市場巡る懸念が利下げ支持の理由、FRB高官2人
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 5
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 6
    オーランド・ブルームの「血液浄化」報告が物議...マ…
  • 7
    【クイズ】2010~20年にかけて、キリスト教徒が「多…
  • 8
    これはセクハラか、メンタルヘルス問題か?...米ヒー…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 8
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中