最新記事
米政治

トランプが、娘から露骨に顔を背けて「完全無視」...同日には妻メラニアから「キスを拒否」される

Donald Trump "snubs" daughter Tiffany in viral video

2024年7月27日(土)15時00分
ライアン・スミス
トランプの家族仲が注目の的に

トランプと娘のティファニー(2016年) Gary Cameron-Reuters

<妻メラニアにキスしようとして「避けられた」トランプだが、今度は自分にキスしようとした娘ティファニーを無視した様子が撮影された>

ドナルド・トランプ前米大統領が共和党全国大会で、娘であるティファニー・トランプの挨拶を「無視」した様子を捉えたとされる動画が、ネット上で拡散されている。トランプは、自分に笑顔で近付きキスしようとする娘に気付きながらも、なぜかすぐに顔を背けて完全に無視。親子の不思議な関係を示すこのシーンはSNSで注目を集めている。

■【動画】家族に何が? トランプが、笑顔で近づく娘を「徹底無視」した瞬間を撮影...妻メラニアからは「キス拒否」

トランプはウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党全国大会の最終日である7月18日、2024年米大統領選に向けた同党大統領候補の指名受諾演説を行った。約93分という米近代史上で最も長い指名受諾演説だった。

彼は演説の中でジョー・バイデン米大統領を「米史上最悪の大統領」と述べ、さらにこう続けた。「アメリカの未来はこれまで以上に大きく、より良く、力強く、明るく、幸福で、より自由で偉大で団結したものになるだろう。平たく言えば、われわれは非常に素早く、アメリカを再び偉大にするだろう」

だがソーシャルメディア上で注目を集めているのは、同大会で起きたほんの一瞬の出来事。トランプと娘ティファニーのやり取り(というかその欠如)を捉えた瞬間だ。

娘の顔を一瞬見てすぐに顔を背けるトランプ

X(旧ツイッター)に投稿された問題の動画には、党大会に出席したティファニーが席に着くために会場の階段を上りながら、父トランプに笑いかける様子が映っている。トランプは一瞬ティファニーに目を向けたように見えるが、すぐに顔をそむけている。ティファニーはトランプの胸に手を置いて頬にキスをしようとしたものの、キスは「空振り」に終わった。

ティファニーは、そうした父の振る舞いに特に反応することなく、きびすを返して自分の席に向かった。後ろには彼女の夫のマイケル・ボウロスがいたが、トランプは彼にも挨拶をしていないように見える。

ティファニーは、トランプと彼の2番目の妻(1993年~1999年)マーラ・メイプルズとの間に生まれた唯一の娘だ。トランプにはほかにも最初の妻である故イバナ・トランプとの間にドナルド・トランプ・ジュニア(46)、イバンカ・トランプ(42)、エリック・トランプ(40)の3人の子どもがおり、さらに現在の妻メラニア・トランプとの間に息子バロン・トランプ(18)がいる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

12月FOMCでの利下げ見送り観測高まる、モルガン

ワールド

トランプ氏、チェイニー元副大統領の追悼式に招待され

ビジネス

クックFRB理事、資産価格急落リスクを指摘 連鎖悪

ビジネス

米クリーブランド連銀総裁、インフレ高止まりに注視 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ成長株へ転生できたのか
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    幻の古代都市「7つの峡谷の町」...草原の遺跡から見…
  • 6
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 7
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 8
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 9
    EUがロシアの凍結資産を使わない理由――ウクライナ勝…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中