最新記事
米大統領選

バイデン大統領「撤退表明」に各国の反応は?...英首相「決断尊重」、ロシア「推移見守る」

2024年7月22日(月)13時10分
バイデン大統領

7月21日、バイデン氏は米大統領選挙から撤退する意向を表明した。各国首脳らの主な反応をまとめた。ラスベガスで16日撮影(2024年 ロイター/Tom Brenner)

バイデン氏は21日、米大統領選挙から撤退する意向を表明した。各国首脳らの主な反応は以下の通り。

カナダのトルドー首相

バイデン大統領とは長い付き合いだ。彼は偉大な人物であり、彼の行動は全て自身の国への愛によって導かれている。大統領として彼はカナダ人のパートナーであり、真の友人だ。バイデン大統領とファーストレディに感謝したい。


 

ドイツのショルツ首相

xを通じ「ジョー・バイデン氏は自身の国のため、欧州のため、世界のために大きなことを成し遂げた」と投稿。

「彼のおかげで大西洋を越えた協力関係は緊密であり、北大西洋条約機構(NATO)は強固で、米国はわれわれにとって信頼できる良きパートナーだ。再出馬を断念した彼の決断は評価に値する」。

英国のスターマー首相

声明文で「バイデン大統領の決断を尊重し、残りの任期中に共に働けることを楽しみにしている」と表明。

「バイデン大統領はその素晴らしいキャリアを通じてそうしてきたように、米国民の最善の利益になると信じていることに基づいて決断したのだろう」。

イスラエルのガラント国防相

長年にわたるイスラエルへの揺るぎない支援についてバイデン大統領に謝意を示したい。特に戦争中、あなたの確固とした支援はかけがえのないものになっている。あなたのリーダーシップと友情にわれわれは感謝している。

ロシア大統領府のペスコフ報道官

ニュースメディア「SHOT」に対し「米大統領選はまだ4カ月先であり、多くのことが変わり得る長い期間だ。われわれは辛抱強く、何が起こるか注意深く見守る必要がある。われわれにとって優先すべきは(ウクライナにおける)『特別軍事作戦』だ」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領

xを通じ「本日の厳しいながら力強い決断をわれわれは尊重する」と投稿。

「ウクライナの自由のための戦いに対するバイデン大統領の揺るぎない支援に感謝している。そうした支援は米国における超党派の力強い支援とともに引き続き不可欠だ」。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 台湾有事 そのとき世界は、日本は
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年8月26日号(8月19日発売)は「台湾有事 そのとき世界は、日本は」特集。中国の圧力とアメリカの「変心」に強まる台湾の危機感。東アジア最大のリスクを考える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

訂正(発表者側の申し出)-〔アングル〕ドル高に不足

ビジネス

ノボノルディスク、不可欠でない職種で採用凍結 競争

ワールド

ウクライナ南部ガス施設に攻撃、冬に向けロシアがエネ

ワールド

習主席、チベット訪問 就任後2度目 記念行事出席へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自然に近い」と開発企業
  • 4
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 5
    夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    習近平「失脚説」は本当なのか?──「2つのテスト」で…
  • 8
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 9
    【クイズ】沖縄にも生息、人を襲うことも...「最恐の…
  • 10
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 3
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 4
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 9
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 10
    債務者救済かモラルハザードか 韓国50兆ウォン債務…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中