最新記事
米大統領選

「私は偉大な話し手だ」トランプ、名前の混同を「意図的」と釈明...米大統領選で記憶力が焦点に

2024年2月15日(木)18時49分
ロイター
トランプ

11月の大統領選で再選を目指すトランプ前大統領は14日、共和党の候補指名を争うヘイリー元国連大使と民主党のペロシ元下院議長を混同したことなどについて意図的だったと釈明した(2024年 ロイター/Sam Wolfe)

11月の大統領選で再選を目指すトランプ前大統領は14日、共和党の候補指名を争うヘイリー元国連大使と民主党のペロシ元下院議長を混同したことなどについて意図的だったと釈明した。

サウスカロライナ州の集会で「私がわざと名前を混同したらペロシ氏とニッキー(・ヘイリー氏)の区別がついていないと言われた」と語り、オバマ元大統領を現職と呼んだことについても、間違えたのではなく皮肉をこめたと主張した。

「私は偉大な話し手だ」と強調した。

バイデン大統領の機密文書持ち出し問題を調査した特別検察官は先週の報告書で、同氏の記憶力低下を指摘しており、大統領選で高齢不安や認知機能が注目点となっている。

バイデン氏もフランスのマクロン大統領を故ミッテラン元大統領と混同するなど、複数の外国要人の名前を言い間違えている。

ヘイリー氏はバイデン氏とトランプ氏を含め、年齢が75歳を上回る大統領選の候補者に認知機能検査を受けるよう求めている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 関税の歴史学
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月27日号(5月20日発売)は「関税の歴史学」特集。アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応――歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、原発増強へ大統領令 規制緩和し認可プロ

ビジネス

企業への不確実性継続、関税巡る議論で=カンザスシテ

ワールド

対アップル関税は韓国サムスンなどにも適用=トランプ

ワールド

ロシア、捕虜交換完了後に和平条件を提示する用意=外
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:関税の歴史学
特集:関税の歴史学
2025年5月27日号(5/20発売)

アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応。歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 2
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 3
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 4
    「娘の眼球がこぼれ落ちてる!」見守りカメラに映っ…
  • 5
    空と海から「挟み撃ち」の瞬間...ウクライナが黒海の…
  • 6
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 7
    「そっと触れただけなのに...」客席乗務員から「辱め…
  • 8
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 9
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 10
    【クイズ】PCやスマホに不可欠...「リチウム」の埋蔵…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 4
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 5
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 6
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 8
    「空腹」こそが「未来の医療」になる時代へ...「ファ…
  • 9
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 10
    人間に近い汎用人工知能(AGI)で中国は米国を既に抜…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中