最新記事
アメリカ

コロラド州で「ビッグフット」の撮影に成功? 山奥を歩く「謎の二足歩行の生物」動画に議論沸騰

Colorado Couple's Video Sparks 'Bigfoot' Speculation

2023年10月15日(日)13時10分
アンナ・スキナー
未確認生物ビッグフットのイメージ画像

@outthereco/X

<コロラド州の観光列車に乗っていた夫婦が目撃した「毛むくじゃらの謎の生き物」。着ぐるみを着た誰かの悪ふざけか、それとも......?>

アメリカ・コロラド州を走る人気の観光列車に乗っていた乗客が、驚くような動画を撮影し、SNSに投稿した。背の低い草木が生い茂る山の斜面を、毛むくじゃらの奇妙な生き物が二足歩行で動き回っている様子がはっきり映されたものだ。果たしてその正体は何なのか? ネットでは「ビッグフット発見!」の声のほか、「着ぐるみを着た人間の悪ふざけ」といった意見も出ている。

■【映像】山の斜面を歩く毛むくじゃらの「謎の生物」...ビッグフットなのか、誰かのいたずらか

シャノン・パーカーとその夫ステットソンは、米コロラド州を走る人気の観光列車に乗っているときに、山の斜面を動き回る奇妙な生き物を目撃した。

「ビッグフット」と呼ばれる大きな猿人のような未確認生物の姿を見たという話や目撃情報は珍しくない。とはいえ、そうした主張を裏づける確かな証拠は、今のところ存在しないか、ひいき目に見てもお粗末なものしかない。

しかし、パーカー夫妻が共有した動画がデジタルメディア「OutThere Colorado」で取り上げられると、この動画に映るビッグフットは本物だと考える人たちも現れている。

パーカー夫妻が乗っていたのは、コロラド州のデュランゴとシルバートンを結ぶ観光列車「デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道」だ。夫妻が声をあげると、近くにいた別の乗客が、山の斜面を二本足で歩く、全身毛むくじゃらの生き物を動画で撮影し始めた。また、シャノン自身もカメラで写真を撮った。

動画には、毛むくじゃらの生き物が、山の斜面をのそのそと歩き、しゃがんで座る様子が映っている。動画では誰かが、「不思議な生き物だ」と話している。この動画はX(旧ツイッター)にも投稿され、再生回数は650万回近くに上っている。

車内から実際に目撃したのは3人か4人

シャノン自身も、フェイスブックに写真と動画を投稿。目撃したのは10月8日で、デュランゴ行きの列車に乗っていたときだったとコメントしている。当時シャノンは車窓を眺めながら、エルクがいないか一緒に探してほしいと夫に頼んだ。すると、夫が何かに目を留めた。

シャノンはフェイスブックで、「車窓から山を眺めていたときに、夫が動くものを発見して、『ビッグフットだと思うよ』と言った」と書いている。「列車には何百人も乗っていたけれど、夫が動画で言っている『謎の生き物ビッグフット』の姿を実際に目にしたのは3人か4人しかいない。みんながどう思うかわからないけれど、私たちはそうだと思っている!」

編集部よりお知らせ
ニューズウィーク日本版「SDGsアワード2025」
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:値上げ続きの高級ブランド、トランプ関税で

ワールド

訂正:トランプ氏、「適切な海域」に原潜2隻配備を命

ビジネス

トランプ氏、雇用統計「不正操作」と主張 労働省統計

ビジネス

労働市場巡る懸念が利下げ支持の理由、FRB高官2人
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 5
    【クイズ】2010~20年にかけて、キリスト教徒が「多…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    これはセクハラか、メンタルヘルス問題か?...米ヒー…
  • 8
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 9
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 10
    オーランド・ブルームの「血液浄化」報告が物議...マ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 8
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中