最新記事
音楽

音楽界のレジェンド、「ロックの女王」ティナ・ターナー死去 闘病の末に

Tina Turner Dead at 83 After Years of Health Problems

2023年5月25日(木)13時30分
キャサリン・ファン

「女王、レジェンド、アイコン、安らかにお眠りください。2度とあなたのような人は出てこない。あなたと過ごした時間に感謝」と、モデルのナオミ・キャンベルはインスタグラムに投稿した。

歌手のダイアナ・ロスはターナーとのツーショット写真をツィッターでシェアし、「ショックを受け、悲しみに打ちのめされている。ティナ・ターナーの遺族や身近な人々にお悔やみ申し上げる」とキャプションを付けた。

「天使が天国に召された」とツイートしたのは、歌手のシアラだ。「楽園でお休みください、ティナ・ターナー。あなたが私たちみんなに与えたインスピレーションに深謝」

ターナーは1975年のイギリス映画『トミー』や1985年の『マッドマックス/サンダーストーム』など映画でも活躍。自伝『愛は傷だらけ』I, Tina: My Life Storyは映画化され、アンジェラ・バセットがターナー役を演じた。

デビュー50周年を記念するツアーを最後に2009年に音楽活動を引退した。

ジョー・バイデン米大統領の報道官カリーヌ・ジャンピエールは24日の定例記者会見で、ターナーの「大ファン」だったと明かし、訃報を聞いて「とても悲しんでいる」と語った。

「ティナ・ターナーはアイコンだった。そのキャリアを通じて、多くのステージで、多くの感動を巻き起こした音楽のアイコンだ......(彼女の音楽は)これからも愛され続ける」

バイデン大統領もターナーのファンで、2016年夏にはターナーの「ザ・ベスト」をよく聴く楽曲リストに入れ、2020年にはジムでのトレーニング中に聴くアルバムとして、この楽曲が入った『シンプリー・ザ・ベスト』を挙げていた。

ニューズウィーク日本版 ジョン・レノン暗殺の真実
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

市場動向、注意深く見守っている=高市首相

ワールド

中国から訓練の連絡あったが、区域など具体的な内容知

ビジネス

米電力消費、今年と来年は過去最高更新 米当局予測

ビジネス

中国11月物価統計、CPIが前年比で加速 PPIは
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキング」でトップ5に入ったのはどこ?
  • 3
    中国の著名エコノミストが警告、過度の景気刺激が「財政危機」招くおそれ
  • 4
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 5
    「韓国のアマゾン」クーパン、国民の6割相当の大規模情…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 8
    「1匹いたら数千匹近くに...」飲もうとしたコップの…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    イギリスは「監視」、日本は「記録」...防犯カメラの…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中