最新記事
事件

「ヘビは好きじゃないけどこれはひどい...」ニシキヘビをムチ同然に振り回して人を襲う男

2023年5月22日(月)21時35分
川口陽
ニシキヘビ

(写真はイメージです) Krisda Ponchaipulltawee-shutterstock

<「武器」として利用されたヘビはその後......>

【動画】深夜の路上でニシキヘビを「ムチ」同然に使い、人を襲う男

カナダ・トロントの路上でペットのニシキヘビを振り回して人を攻撃する男の映像がネット上で拡散され、波紋を呼んでいる。

事件は現地時間10日の午後11時50分頃、ダンダス・ストリート・ウェストで発生。13日に発表されたトロント警察のニュースリリースによると、容疑者は同市在住のラウレアーノ・アビラ(45)で、武器による暴行と動物に対して無用な苦痛を与えた罪で起訴された。

深夜の大通りで撮影された動画には、ヘビをムチ同然に利用して別の男性を襲う姿が映っている。警察によれば、アビラは通りを歩きながらニシキヘビを使って人々を脅しており、その過程でこの男性と掴み合いになったという。

駆け付けた警官が男を取り押さえる間にニシキヘビはその場から逃げたが、トロント・スター紙は、事件後にヘビが死んだことを市の職員が確認したと報じている。

ヘビが武器として利用されたことについて、ソーシャルメディア上には怒りをあらわにする声が多数寄せられた。あるユーザーは次のようにコメントしている。

「動物虐待だ。ヘビや鳥をペットとして飼う人たちを気持ち悪く思う。この男はヘビを虐待した罪で起訴されなければならない」

なかには「ヘビは好きじゃないけどこれはひどい」とコメントするユーザーも。

動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)などの動物保護団体は、爬虫類は生来飼育には不向きであり、ニシキヘビのような生物をペットにすべきではないとかねてより主張している。

インタビュー
現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ「日本のお笑い」に挑むのか?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国の新規銀行融資、11月は3900億元 予想下回

ビジネス

ECB、大手110行に地政学リスクの検証要請へ

ワールド

香港の高層住宅火災、9カ月以内に独立調査終了=行政

ワールド

台湾巡る高市氏の国会質疑、政府が事前に「問取り」 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 2
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれなかった「ビートルズ」のメンバーは?
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 5
    【揺らぐ中国、攻めの高市】柯隆氏「台湾騒動は高市…
  • 6
    受け入れ難い和平案、迫られる軍備拡張──ウクライナ…
  • 7
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 10
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 10
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中