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巨大ワニの体内から人間の遺体...食われたとみられる釣り人の姿
(写真はイメージです) Willyam Bradberry-Shutterstock
<水しぶきの音がした直後、突然姿を消したという...>
オーストラリア・クイーンズランド州で、巨大ワニの体内から人間の遺体の一部が見つかった。行方不明の男性、ケビン・ダーモディ氏(65歳)だったとみられる。
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ダーモディ氏はクイーンズランド州・ローラに住んでいた。4月29日、近くを流れるケネディ川での釣りの最中に、行方不明となった。
後日、地元警察はケネディ川近郊を捜査中、2匹の巨大ワニを発見。捕獲し安楽死させ、解剖すると、体内から遺体の一部が発見された。ワニの大きさはそれぞれ、約4.2メートルと約2.8メートルほどだったという。
クイーンズランド州警察は「正式な身元確認は終わっていませんが、遺体は行方不明だったローラの65歳の男性であると考えています」と発表。クイーンズランド州環境科学省は「行方不明の男性の友人によれば、ケネディ川のほとりで釣りをしていたその男性は、水しぶきの音がした直後、突然姿を消したそうです」と説明している。
後ろから忍び寄り、水中へ
ダーモディ氏の友人だったというジョージ・ケリッジ氏はフェイスブックに追悼文を投稿。これまでに300件以上のコメントが集まるなど、大きな注目を集めている。
「親友でローラ・ホテルのケビン・ダーモディがケネディ川での釣り中に、ワニに捕まってしまった。彼の兄弟によると、3人は当日、同じ場所で釣りを楽しんでいたが、ワニが後ろから忍び寄り、ケビンを水中へと引きずり込んだらしい。ご冥福をお祈りします」
クイーンズランド州には2万から3万匹ほどのワニが生息しているとも言われている。同州環境科学省によると、ワニが人間を襲うことはあまり多くないが、非致死性攻撃に関する報告は年々、増加傾向にあるという。