上海、5月として約100年ぶりに36度超えの酷暑 南部では42度の予報も

上海で5月としては過去100年余りで最高気温となる36.1度を記録した。上海で15日撮影(2023年 ロイター/Aly Song)
上海で29日、5月としては過去100年余りで最高気温となる36.1度を記録した。中国では3月以来、異常な酷暑が続いている。
これまでの記録は35.7度で、近年では2018年に記録されている。
南部では今後数日は猛暑による高温が予想されている。昨年は2カ月余りにわたり記録的な猛暑が続いたが、気象専門家らは今夏も昨年と同様の猛暑になるとみている。
上海地域では通常、6・7・8月に高い気温が記録される。
報道によると、南西部四川省で多数の自治体が高温警報を発令。省内の一部都市では、今後3─5日の最高気温が38度に、一部地域では42度に達するとみられている。
中国気象局は、31日までの期間に貴州省、雲南省、四川省を含む南部地域の大半で35度を超えるほか、一部では37─39度に達すると予想している。
