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ロシアが本土攻撃に備える動き、不可解なその意味は

Five Signs That Russia Is Preparing for All-Out War

2022年10月27日(木)18時33分
イザベル・ファン・ブリューゲン

2. 防空シェルターの設置

モスクワなどの都市では、空爆を想定した準備が着々と進んでいる。メッセージアプリ・テレグラムの「警戒、モスクワ」チャンネルはモスクワ北部の住民の話として、この地域の家々はこぞって地下室にマットレスや折りたたみベッドを運び込み、避難の準備を進めていると伝えた。

ロシアの黒海艦隊司令部があるクリミア半島のセバストポリのミハイル・ラズボザエフ知事もテレグラムで、公共の建物の入り口には防空シェルターへの順路を示す標識を設置すると発表。住民には自宅地下室を防空シェルターにするよう求め、既に知事自ら複数の地区に出向き集合住宅などの地下室を視察したという。

こうした動きはロシア全土に広がっているもようだ。シベリアの中心都市ノボシビルスクのSvetlana Kaverzina市議も空爆時に自宅地下室に避難できるようベッドや非常食を持ち込んでいると、地元メディアに語っている。

3. 医療施設で進む避難準備

モスクワの警察と密接な関係があるテレグラムのチャンネルBazaは10月21日、市内の病院とクリニックでシェルター設置の動きが急ピッチで進んでいると伝えた。市内の小児病院では、これまで従業員の休憩室兼ロッカールームになっていた地下室をシェルターに当て、患者の家族らが即座に避難できるよう順路を示した標識を設置。市内の多くの医療施設で同様の動きが進んでいるようだ。

4. 警察の戦闘訓練

Bazaによると、モスクワの警察官は市外の演習場で機関銃の射撃訓練を受けており、警官の1人は次のように語っているという。

「警察官だから当然、射撃訓練は受けているが、これまでは扱うのは拳銃だけで、軍の演習場に行くようなことはなかった。今は多くの警官が実弾演習のできる訓練場に行き、機関銃の撃ち方や手榴弾の投げ方を教わっている。まだ訓練を受けていない者も拒否できない。今や戦闘訓練は警察官全員に科された義務だ」

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