最新記事

キャラクター

ドンキーコングの出身国は? 驚きの「公式」設定にネット騒然

Nintendo Fans Shocked To Discover Where Donkey Kong Was Born: 'No Way'

2022年6月10日(金)18時41分
ジャック・ベレスフォード
ドンキーコング

juniorbeep-iStock

<「アメリカ生まれのマリオと戦ったのに!」「紅茶を飲んでいるのを見たことなんてない」など、事実を受け入れられないファンも>

任天堂のゲームでおなじみのキャラクター「ドンキーコング」の出身地はどこか? そんな豆知識が注目を集めており、意外な事実を知ったファンからは驚きや疑念の声が上がっている。

「ドンキーコング」は、1981年にアーケードゲームとしてデビュー。以降、さまざまなゲーム機でプレーできる50を超えるゲームソフトに登場し、それらの累計売上数は8000万本を超えている。

だが40年以上の歴史を持つ人気ゲームでありながら、そのメインキャラクターについて、多くのファンにはまだ知らない驚きの事実があったようだ。

今回の新たな「発見」のきっかけは、任天堂のファンサイト「Supper Mario Broth」がツイッターに、2002年にバーガーキングと任天堂が出した公式アクティビティブックに掲載されていたクイズのスクリーンショットを投稿したことだった。

クイズの問題は「ドンキーコングが生まれた場所は?」で、「アメリカ」「イギリス」と「メキシコ」の3つの中から答えを選ぶというものだ。

多くのファンにとって驚きだったのは、その答えが「イギリス」だったこと。解答には、次のような説明が添えられていた。「ドンキーコングはイギリス生まれですが、今はドンキーコング島に暮らしています」


「あり得ない」と、受け入れられないファンが続々

この発見はすぐにネット上に広まり、Supper Mario Brothのツイートは4万近い「いいね」がつき、4000回近くリツイートされた。

もちろん、全ての人がこのニュースを歓迎した訳ではなかった。

ツイッターユーザーのa_twitcherは、「DK(ドンキーコング)は絶対にアメリカ人だ。ニューヨーク州ブルックリン出身のマリオと戦ったじゃないか」と書き込み、MisterSheepleは「そんなはずはない」と反応した。

またYataZenmadeは、おなじみのジョークで反応。「そんなはずはない。彼は歯並びがいいじゃないか!」とコメントした。

RoyalWiiをはじめとする複数のユーザーは、さらに大きな意味を読み取った。「つまりドンキーコングは新しい島に移住して、島に自分の名前をつけたってこと?」とし、さらにこう続けた。「ドンキーコングが植民地支配をしていると知る日が来るなんて、思いもしなかった」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

北朝鮮の衛星打ち上げ、国連決議の「あからさまな違反

ワールド

ラファ避難民密集地区攻撃、死者45人 イスラエルは

ワールド

ポーランド、ロシア外交官の移動を制限へ ロシアは報

ワールド

北朝鮮、衛星打ち上げに失敗 通告期間内の挑発行為に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
2024年6月 4日号(5/28発売)

強硬派・ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 2

    少子化が深刻化しているのは、もしかしてこれも理由?

  • 3

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃がのろけた「結婚の決め手」とは

  • 4

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 5

    カミラ王妃が「メーガン妃の結婚」について語ったこ…

  • 6

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 7

    台湾を威嚇する中国になぜかべったり、国民党は共産…

  • 8

    トランプ&米共和党、「捕まえて殺す」流儀への謎の執…

  • 9

    胸も脚も、こんなに出して大丈夫? サウジアラビアの…

  • 10

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 3

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃がのろけた「結婚の決め手」とは

  • 4

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 5

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 6

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像を…

  • 7

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 8

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 9

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 10

    娘が「バイクで連れ去られる」動画を見て、父親は気…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中