最新記事
ラオス中国~ラオスに鉄道開通! でも得をしたのは中国だけ?
昨年12月に開通した鉄道(ラオス・ビエンチャン駅) Phoonsab Thevongsa-REUTERS
<東南アジアで、一帯一路の「被害」が発生していた>
ラオスで昨年12月、首都ビエンチャンから北部の国境の町ボーテンを経由して中国の雲南省昆明までを結ぶ鉄道が開通した。
以前は10時間以上かかっていたボーテンまでの414キロの輸送が約3時間に短縮され、観光のみならず物流にも大きく貢献する──はずだった。
ところが中国のコロナ対策の影響で、2月の北京冬季五輪前はラオスの物資は国境を越えられず、中国の物資のみがビエンチャンに到着する事態に。
鉄道は「一帯一路」政策で建設され、工事も運行も中国主体。債務が返せず、インフラ利用権を中国に奪われる恐れもある。
アマゾンに飛びます
2025年12月23日号(12月16日発売)は「教養としてのBL入門」特集。実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気の歴史と背景をひもとく/日米「男同士の愛」比較/権力と戦う中華BL/まずは入門10作品
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら





