最新記事

ジョニー・デップ

「ベッドに排泄物!」ジョニー・デップの元妻訴訟で飛び出した4つの暴力

Amber Heard vs Johnny Depp: 4 Trial Revelations

2022年4月25日(月)15時28分
カレダ・ラーマン

夫婦だっがころのジョニー・デップとアンバー・ハード(2015) Fred Thornhill-REUTERS

<元妻アンバー・ハードを名誉棄損で訴えた裁判で、ジョニー・デップがセレブカップルの狂気の私生活を赤裸々に証言>

ジョニー・デップ(58)が元妻アンバー・ハード(35)を訴えた名誉毀損裁判で、対立する2人の証言が世間を騒がせている。

この裁判は、ハードが2018年にワシントン・ポスト紙の意見記事でDV(家庭内暴力)の被害を告白した内容をめぐるもの。デップは、この記事で自分の名誉が棄損されたとして、5000万ドルの損害賠償を求めて提訴している。

意見記事にはデップの名前はないが、デップの弁護士はハードがデップによる虐待を示唆したことは明らかで、デップの名誉とキャリアを傷つけたと主張。ハードの弁護士は、記事の内容は正確であり、名誉毀損にはあたらないと反論している。

4月12日からバージニア州フェアファックス郡の裁判所で始まった審理で、これまで明らかになった4つの論点を紹介しよう。

@mculokii johnny depp being a SAVAGE in court today has to be the funniest day yet #johnnydepp #justiceforjohnnydepp #fyp #foryou ♬ original sound - jas
公判中にジョークを言い続けて話題になったデップ


「ハードを溺死させる」

ハードの弁護士ベン・ロッテンボーンは、デップとテレビドラマ『ワンダヴィジョン』で有名な俳優ポール・ベタニーのメールのやりとりを法廷に示した。その中で2人は、ハードをどうやって殺すかについてひどい冗談を言っていた。

「アンバーを燃やそう!!!」デップは2013年の手紙にこう書いている。ベタニーは「アンバーを燃やすのは、どうかな」と返事を書いた。「一緒にいて楽しい人だし、目も楽しませてくれる。もちろん、英国式に溺死させてみるっていうのもありだ。どう思う?君の家にはプールがあるじゃないか」

デップはこう返信した。「焼く前に溺れさせよう!!!! そのあとで、焼けた死体を犯して死んだことを確かめる」

ベッド上の排泄物事件

デップはこう証言した。2016年4月にハードの誕生日パーティーでハードと喧嘩をした後、デップは自宅に帰っていなかった。その後、ハードがコーチェラの音楽祭にでかけて留守にすることを知り、デップは自分の荷物を取りに帰ろうとした。

ところが、ボディガードにそれはやめたほうがいいと言われた、とデップは語った。「彼は携帯電話に保存された写真を見せてくれた。それは私たちのベッドの写真で、私がいつも寝ている側に、人間の糞便があった」

デップはさらに、「あまりに異様で、あまりにグロテスクで、笑うしかなかった」と述べた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

EXCLUSIVE-FRB、シティへの改善勧告を解

ビジネス

英、金融指標の規制見直し 業界負担を軽減

ワールド

韓国、ウォン安への警戒強める 企画財政相「必要なら

ワールド

米、台湾への新たな武器売却承認 ハイマースなど11
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 8
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 9
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 10
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 5
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中