最新記事

ジョニー・デップ

「ベッドに排泄物!」ジョニー・デップの元妻訴訟で飛び出した4つの暴力

Amber Heard vs Johnny Depp: 4 Trial Revelations

2022年4月25日(月)15時28分
カレダ・ラーマン

デップの証言によれば、オーストラリア滞在中にハードと口論となり、ハードがウォッカの大瓶を投げつけてきたため、指の先端が切断された。

デップは医師に電話する前に自分の血で壁に文字を書いたと説明し、さらに以前はハードをかばうためにその夜の出来事について嘘をついていた、と語った。

「彼女が投げた大きなボトルが、バーのカウンターに当たり、粉々に砕け散って、破片があたり一面に飛び散った。正直なところ、最初は痛みを感じなかった」とデップは言った。

「とっさに熱いと感じ、何かが手に垂れてくるような気がした。見下ろすと、指先が切断されていることに気づいた。骨が突き出ているのが見えた」

ハード側は、デップが3日間酒を飲み続け、その間に自分で指先を切ったと、反論している。

「殴った」それとも「叩いた」?

20日に法廷で再生された録音の音声のなかで、デップはハードが浴室の扉を蹴り、その後デップの頭を殴ったと言い、ハードにその「記憶をなくした」のかと尋ねている。

「私は動揺していたし、いろいろなことが起こっていて、アンビアン(睡眠導入剤)を飲んでいた。」と、ハードは答えた。「あなたが覚えている通りに思い出せないからって、どうしてそこにこだわるの?私はごめんなさいと言った。否定はしていない」

デップの弁護士は、元夫婦の口論を録音した音声を何度も再生した。

そのなかでハードは、「顔をちゃんとひっぱたかなくて、悪かったわ」と、言っている。「あなたのことは叩いたけれど、グーで殴ってない。あなたは殴られてない」

「殴られたのがどんな気分か、お前に言われたくない」と、デップは答えた。

kawatobook20220419-cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス) ニューズウィーク日本版コラムニストの河東哲夫氏が緊急書き下ろし!ロシアを見てきた外交官が、ウクライナ戦争と日本の今後を徹底解説します[4月22日発売]

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、日本など45カ国のビザ免除措置を来年末まで延

ビジネス

MUFG主導の気候金融ファンド、6億ドル調達

ビジネス

米財務省、第4四半期借入額見通しは5690億ドルに

ビジネス

米株式市場はAIブームの限界を見落とし=ブリッジウ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつかない現象を軍も警戒
  • 3
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った「意外な姿」に大きな注目、なぜこんな格好を?
  • 4
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 9
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 10
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中